水分が多く日持ちしない梨ですが、冷凍することによって保存できることをご存じでしょうか?
沢山頂いて食べきれないときや、お弁当に入れたいというときも冷凍保存ができると便利ですよね。
常温保存だとせいぜい3日くらいしか持たない梨ですが、冷凍しておけば1ヶ月は保存期間を延ばすことができます。
今回は梨の冷凍保存の仕方と、アレンジレシピなど美味しい食べ方を紹介していこうと思います。
残暑の厳しい夏のおやつにもぴったりなので、試してみてくださいね!
梨の冷凍保存の方法は?
冷凍保存するやり方はひとつではありません。
いくつかご紹介するので、ご家庭にあった方法を試してみてください。
切らずにそのまま冷凍する
水分が逃げないよう、ラップやキッチンペーパーなどを巻いてジップロックで保存します。
シャーベットのようにして食べる時などは良いですね。
ただ、凍っていると芯をとるのが大変なので出来れば切っておいたほうが良いでしょう。
切ってから冷凍する
小分けにして余った場合などに使える方法です。
空気と触れることにより、梨の酸化が始まると色が悪くなってしまいます。
一つ一つラップにつつむのは大変なので、タッパーなどに入れて冷凍保存しましょう。
コンポートにして冷凍する
梨は皮をむいて一口サイズの大きさに切っておきます。
次にオリーブオイル大さじ2(バターやサラダ油でも可)、砂糖大さじ2~3を耐熱皿に入れ混ぜ合わせます。
そこに切った梨を入れ、ラップをかけて3分加熱し、一度取り出しよく混ぜてからラップを外し更に一分加熱します。
冷めてきたら、ジップロックに入れて冷凍しましょう。
凍ってきたら、使いやすいようにもみほぐし取り出しやすいようにしておきます。
すりおろして冷凍
ミキサーかおろし金ですりおろし、ジップロックに入れて冷凍保存します。
もしも変色が気になるようであれば、レモン汁か砂糖を入れると良いでしょう。
6時間ほど冷凍したら、一度もみほぐしておくと後々使いやすくなりますよ。
この方法はそのままシャーベットとしても食べられるほか、料理にも使いやすいのでおすすめです。
そのまま食べても美味しい梨ですが、冷凍することによってアレンジの幅も広がり、冷凍ならではの美味しさが生まれます。
もしも試したことがなければ、是非ご家庭で味わってみてください。
冷凍保存した梨を使った料理にはどんな物がある?
すりおろした梨はお肉を柔らかくするのに使用したり、スムージーやシャーベットとしても美味しく召し上がれます。
また、コンポートなどは餃子の皮に包んでオーブンで焼くと丁度いいおやつにもなるので試してみて下さい。
そのまま食べるのも、白ワインとの相性も良いのでつまみにもなりますよ。
他にも冷凍保存した梨はヨーグルトに入れても美味しいですし、ジャムを作っても良いですね。
冷凍保存した梨は様々なアレンジレシピがありますので、好きなものを作って食卓を囲んでみてください。
ちょっと変わったレシピで、生姜煮というものがあり、家で試してみたのですがとても美味しかったですよ。
定番のタルトや、ケーキなどにも使用して梨レシピを増やしてみてください。
冷凍保存して旬の味を楽しもう!
梨は冷凍保存することによって、アレンジの幅も広がり旬の味覚をおいしく食べきることができます。
そのまま食べても美味しい梨ですが、冷凍することによって新しい食感が生まれるので食べ飽きてしまった方にもおすすめですよ。
また、梨はハーブやスパイスとの相性も良いので肉料理に使ったり、ジャムにするのも美味しくいただけます。
子供から大人まで梨は人気の果物ですから、腐らせることがないよう冷凍保存して上手く食べきりたいですね。