国語って好き嫌いが分かれる科目ですよね。
好きな子は寝ても覚めても読書や言葉クイズなどで遊んだりしています。
得意だから国語の全てができる!というと違うと思いますが、明らかに苦手な子よりも秀でたものがあります。
そんな国語が得意な子供って将来どんな職業を選ぶのでしょうか。
国語が得意!そんな人に向いている職業とは?
文系国語好きに向いている職業とはどんな職業でしょうか。
国語力を生かせる職業は多岐にわたります。ここでは10個の職業をあげ、それぞれの特徴や必要なスキルについて詳しく説明していきます。
作家・小説家
直木賞作家、芥川賞作家などスケールの大きい世界で夢の仕事ですよね。
想像力と読ませる文章力が必要な職業です。
- 特徴:創造的な物語や情報を書き、読者に提供します。
- 必要なスキル:豊かな想像力、文学的な知識、編集技術。
コピーライター
コピーライターは、広告や宣伝のために心に響く言葉を作り出す仕事です。商品やサービスの魅力を言葉で伝え、人々の興味を引きます。創造性と言葉選びのセンスが大切な職業と言えますね。
- 特徴:広告やマーケティングのための魅力的なテキストを作成します。
- 必要なスキル:説得力のある文章能力、ターゲットオーディエンスの理解、クリエイティブな思考。
編集者
編集者は、本や雑誌、ウェブコンテンツなどの文章を校正し、構成を整える仕事です。原稿を読みやすく、魅力的にするために、執筆者と協力しながら作業を進めます。言葉への深い理解と、細やかな配慮が必要な職業です。
- 特徴:出版物の内容を編集し、品質を保証します。
- 必要なスキル:文法や構成に関する深い知識、細部への注意、コミュニケーション能力。
ジャーナリスト
ジャーナリストは、ニュースや出来事を調査し、事実をわかりやすく伝える仕事です。社会の出来事を正確に報道することで、私たちの理解を深め、社会に大きな影響を与えます。真実を追求する強い意志と公平性が求められる職業です。
- 特徴:ニュースや記事を書き、情報を伝えます。
- 必要なスキル:リサーチ能力、客観性、速記能力。
翻訳家
翻訳家は、異なる言語の文書や書籍を他の言語に変換する仕事です。正確に言葉を伝えることで、異文化間の理解を深める大切な役割を担います。言語に対する深い知識と、文化への敏感さが必要な職業と言えますね。
- 特徴:異なる言語間で文書や書籍を翻訳します。
- 必要なスキル:高度な言語能力、文化間の理解、精密さ。
教師・講師
教師や講師は、学生に知識や技能を教えるお仕事です。教育を通じて、生徒の成長を支え、将来への道を照らします。教える喜びとともに、忍耐力やコミュニケーション能力が大切になる職業ですね。
- 特徴:学生に国語や文学を教えます。
- 必要なスキル:教育的なアプローチ、忍耐力、コミュニケーション能力。
コンテンツクリエイター
コンテンツクリエイターは、ウェブサイトやSNSなどで記事や動画を作る仕事です。読者や視聴者に情報や娯楽を提供し、時にはトレンドを作り出します。創造性とデジタルメディアへの理解が求められる職業ですね。
- 特徴:ウェブサイトやブログ、SNSなどでコンテンツを制作します。
- 必要なスキル:SEOの知識、トレンドへの敏感さ、マルチメディアスキル。
スピーチライター
スピーチライターは、政治家やビジネスリーダーのために、心に響くスピーチを書く仕事です。聴衆に影響を与え、メッセージを伝えるための言葉を丁寧に選びます。表現力と深い理解力が必要な、大切な役割を果たす職業ですね。
- 特徴:政治家やビジネスリーダーなどのためにスピーチやプレゼンテーションを作成します。
- 必要なスキル:説得力のある表現力、リサーチ能力、相手の声を反映させる能力。
図書館員
- 特徴:図書館の運営を担い、資料の整理や情報提供を行います。
- 必要なスキル:組織力、情報管理能力、顧客サービス。
広報・PRスペシャリスト
広報・PRスペシャリストは、企業や組織の情報を外部に伝え、良好なイメージを構築する仕事です。メディアとの関係を築き、ニュースリリースやイベントを通じて、公衆とのコミュニケーションを図ります。戦略的な思考とコミュニケーション能力が重要です。
- 特徴:企業や組織のイメージや情報を管理し、公に伝えます。
- 必要なスキル:戦略的思考、メディアとの関係構築、クリーシブなコミュニケーション。
ほかにもたくさんありますが、今回は10個厳選して紹介しました。これらの職業は、国語力を活かすだけでなく、それぞれ特有のスキルや知識が求められます。興味や適性に応じて、適した職業を選ぶことが重要です。
国語が得意な人はみんな読書が好き?得意だった私が思うこと
私は国語大好き少女でした。
いま、国語に関わる仕事をしています。
読書は小説漫画雑誌、なんでも読みました。
私とおなじぐらいの成績の友だちがいましたが、彼女は読書が大嫌い。
全く本を読まない子でした。
この2つを比べても、読書だけが国語が得意になるポイントではない気がします。
また、国語が得意といっても、漢字の書き取りが得意なのか、文章読解が得意なのか、作文を書くことがずば抜けているのかで、随分とちがった職業希望になりますよね。
国語を得意にするにはやはり読書ですか?とよく聞かれますが、読書はした方がいいけど、したからと国語が伸びるとは限らないし、しないからと国語が苦手とも限らないのです。
国語が得意で良かったこと
体験談になりますが、私は国語の成績が良かったので、最初の方に書きましたが定期テストの国語の勉強をしたことがありません。
漢字の暗記確認だけしておしまい。
授業で解説されているし、模試のように初めて見る文章題も解く自信がありました。
だから、他の科目に勉強時間を使えました。
苦手な子はなかなか取れないテストのときはよく褒められますし、まさに一石二鳥な科目でした。
こういう体験が積み重なるとやっぱり国語を得意とした人間が必要とされる仕事につきたくなりますよね。
今は、選択肢が驚くほどあるので、ピッタリなものが見つかるといいですね。
まとめ
国語は全ての科目の基本になります。
問題文すら適切に読解できないと他の科目にまで影響がでますよね。
それぐらい大切な科目の国語。
算数、理科、社会にも必要と言われる要素が強い科目です。
国語が得意な子は胸を張って、好きな職業についたらいいと思いますよ^^