離乳食初期(5、6ヶ月くらい)から食べられるぶどうですが、生でも大丈夫なのでしょうか?
果物はアレルギーなどの心配もありますので、悩んでしまいますよね。
甘味もあり、実も柔らかいぶどうは包丁を使わなくても皮がむけるので離乳食としてもおすすめの果物です。
では、どうやって赤ちゃんに与えれば良いのか、注意点と共にご紹介していきますね。
まずはぶどう果汁から!薄めてあげよう
ぶどうは皮が薄く、絞って果汁をとるのは難しいです。
皮を剥いて種を取り除いてから茶こしに入れ、フォークで潰すと簡単に果汁をとることができますよ。
味が濃い目なので、白湯などで薄めてあげるのが良いでしょう。
そして、初めて与える場合はアレルギー反応が出てしまった時のために午前中に小さじ1杯から始めてください。
その時に、初めて与える食材を一度に何種類もあげないようにしましょう。
アレルギーの特定が難しくなってしまうので、気をつけてくださいね。
果汁に慣れてきたらピューレにしてみましょう
ぶどうの果汁に慣れてきたら、ピューレを与えることができます。
皮と種を取り除き、裏ごしするだけなので簡単に作れるのが良いですね。
ピューレは冷凍保存も出来るので、製氷皿に入れて保存しておきましょう。
離乳食初期~中期の頃はこの方法が活躍しますね。
再び与えるときはレンジで加熱しましょう。
生で与えても大丈夫だけど、心配な場合は加熱してもOK
ぶどうは加熱することもできます。
皮と種を取り除いたあと、少量の水と一緒に加熱します。
果物は生でも大丈夫ですが、心配な場合は加熱して与えると安心できますよね。
小さい粒だと刻みにくいので、巨峰サイズくらいのほうがやりやすいですよ。
こちらも冷凍保存できるので、活用してみてください。
月齢に合わせた大きさに切り、鍋に水を入れ加熱して最後に水溶き片栗粉を入れるとジュレが作れます。
こちらはゴックン期でも食べられるもので、簡単に作れるので是非試してみてくださいね。
ジュレは他のものとも合わせやすいので、おすすめですよ。
生のぶどうをあげる時の注意点
実も柔らかく手に入りやすいので、赤ちゃんが気に入ればおやつにもってこいのぶどうですが、あげる時に注意したい点がいくつかあります。
ぶどうはツルっとしているので、赤ちゃんがそのまま飲み込んで喉に詰まらせてしまうことがあるのです。
離乳食後期以降に与える場合でも、皮をむいて小さくしてから与えるようにしてくださいね。
また、生であげる場合は果汁(白湯で薄めるか、加熱する)に慣れてからにしましょう。
ぶどうに含まれている果糖は体に吸収されやすく疲労回復の効果があります。
おやつにぴったりなので、上手く調理して赤ちゃんに与えてあげてください。
色が濃く、隙間なくぎっしりと実が付いているぶどうが美味しいので、選ぶときのポイントとして覚えておくと良いですね!
最初は果汁から!徐々に果肉を与えていこう
離乳食初期から使えるぶどうですが、やはり最初はゴックン期なので無理に果肉を与えようとせず、薄めた果汁か、加熱してあげるのが良いでしょう。
ぶどうは手でも掴みやすいですし、皮もむきやすいので赤ちゃんが気にいれば良いおやつにもなります。
ジュレなどを作っておくとパン粥にも混ぜられるので、便利ですよ。
少量なので、毎回作るのは大変でしょうから冷凍保存をうまく活用して作りましょう。
また、生であげる場合は離乳食後期でも皮をむき、小さく切ってからあげてくださいね。
ぶどうはポリフェノールが多く含まれており、栄養のある果物なので赤ちゃんが気に入って食べてくれると良いですね。
アレンジレシピなども活用しながら、赤ちゃんに食事の楽しさを教えてあげましょう。