二人目以降の育児は、一人目の育児の経験があるから楽だと思って居ましたが、それは大間違いでした。
私は二人の男の子のママをしています。
息子たちは、2歳差兄弟ですが思っていたより簡単なものではありませんでした。
むしろ一人目育児より大変な思いをしていました。
ここでは、二人目の出産を控えているあなたのために、二人目育児の乗り越え方をご紹介していきます。
一人目の育児との違い
二人目になると、一人目の育児の経験上流れが分かっているので、楽なのは楽です。
しかし、それは一人ずつ見ればの話です。
私の場合は2歳差なので、下の子が産まれた頃はまだまだ言葉がはっきりしていないので、宇宙人の相手をしているようでした。
どっちかをずっと相手にすることもできず、両方見ないといけないので大変です。
お兄ちゃんにかまってあげられないことで、下の子の授乳中に意地悪をしたり、泣き叫んで自分を見てもらおうとしたり、イヤイヤが始まったり・・・。
何かするたびに問題が起こるので、イライラの原因になります。
こうなった時は、一度深呼吸をし「この子はお兄ちゃんになりたくてなった訳ではないのにね。ごめんね」と思いながら、一旦手を止めてお兄ちゃんの相手をしてあげていました。
しかし、下の子がお腹すいて泣いているなどの時はほっとく訳にもいきませんよね。
本当なら、抱っこして授乳をしてあげるのが1番なのですが・・・
私はどうにもならない時はほ乳瓶をクッションなどで支えて、寝転んだまま飲ませてあげるということもありました。
(私の場合なので、実行するのは自己判断でお願いします)
兄弟同士のかかわり
下の子は、だんだん成長してくると、お兄ちゃんと同じ行動をしたがります。
危ないことも平気でやろうとするので、目が離せない事もありましたし、お兄ちゃんの物を横取りしたりと、兄弟喧嘩も始まります。
上の子にはもう話しが通じるので、「お兄ちゃんなんだから貸してあげて」や「お兄ちゃんなんだから・・・」と何かと、「お兄ちゃんだから」と我慢をさせてしまいがちです。
すると、下の子は泣いたら自分の思うようになるし、自分が喧嘩の発端でもお兄ちゃんが怒られると分かってしまい、わがままになってしまいます。
お兄ちゃんからしたら、「僕はお兄ちゃんになりたくなかった」と思うようになります。
そこで私は、上の子ばかりではなく、まだ小さいけれど下の子にもお兄ちゃんと同じ様に接するようにしました。
まだ、言葉は通じないかもしれませんが、しっかり「悪い事は悪い!」と伝え続けることで、お友達との遊びでわがままを言ったりする事なく、もちろん兄弟でも仲良く遊べる様になりました。
二人目出産までに上の子の教育をする!
私は下の子の妊娠中は、つわりがひどく、なかなか上の子としっかり関わる時間がとれませんでした。
家事もままならず、連れて歩くなんてもってのほかでした。
そんなとき、息子は私の様子を見てそばで静かに遊んだり、わがままを言わなかったり、イヤイヤもなくなりました。
子供に気を遣わせてしまい、本当に申し訳なかったのですが、そのおかげもあって少しママ離れが出来る様になりました。
それまでは、ママとは片時も離れた事がなく、お世話は全部ママがしてくれていたのが、ママが出来ない。
「パパじゃ嫌!」と最初はイヤイヤがありましたが、だんだんママじゃなくても自分のお世話をしてもらえることが分かり、安心していました。
出産となると、ママがいない日がどうしてもありますよね。
そのため、ママでないとダメ!ということを、他の人でも大丈夫なように練習をしておくといいですよ。
私が1番苦労したのはお風呂でした。
二人目出産後はしばらく実家にいたのですが、お風呂がおじいちゃんおばあちゃんと入る事ができず毎日大泣きでした。
時期的に寒い時期という事もあり、私も産後すぐで一緒に入ってあげれなかったので、かわいそうな事をしたなと感じました。
二人目以降の育児でイライラしないために
一人目の時とは違った体験は、二人目以降にならないと体験出来ない事ばかりです。
我が子でもそれぞれ成長の早さも違えば、性格も違いますし、同じ年の子を同時に育児開始でもないので、次から次へと問題は発生してしまいます。
私は、つい下の子のペースに上の子を合わせさせようとしてしまいますが、上の子にはなかなかわかりません。
思い通りに動いてくれなく「はやくして!」「なんで自分でできないの?」など怒ってしまいがちです。
しかし、上の子もまだ小さな子供です。
イライラしないために、家事など手抜きをし、「育児はこうしないといけない!」という固定概念をなくしましょう。
私のように授乳をクッションに頼ってみたりしてみてもいいと思います。
人間が人間を育てるので、難しいですよね。
上の子に対しても下の子に対しても、出来る時に出来ることをして、イライラしない育児をしてみましょう!