我が家の下の子は、小学校二年生です。
夕方学校から帰ってくるとまずおやつを食べ、宿題をするのですが、宿題を出すまでに時間がかかり、取り掛かるまでにまた時間がかかり、そして終わらせるまでにまた時間がかかる…。
ついつい口うるさく注意したくなるものですが、皆さんのお宅ではどうでしょうか?
宿題についての悩みや親の対応の仕方について、色々考えていきましょう。
宿題をしない子供にイライラ!こんなときどうしてる?
学校から帰ってきた子供たち、友達と遊ぶ約束をしていたり、学校で頑張ってきた分、ゆっくりしたかったり、ゲームの続きをしたかったりと、色々予定を考えて帰ってくることでしょう。
でも親の私たちは、早く宿題を終わらせてほしいですね。
我が家では、なかなか宿題に取り掛からないのでつい注意してしまうのですが、こんな時、皆さんどうしているのでしょうか。
「宿題をしなさい!」と頭ごなしに叱ってしまうのは一番の逆効果です。
同じ注意のしかたでも「今日は宿題どのくらいでてるの?」「おやつ食べたらやっちゃおうか」「何時までに終わらせようか」と言葉を変えてみてください。
子供が考えて、自分で「いつまでに終わらせよう」と思うように促すのが良いです。
それでもなかなか進まない時はあります。
そんな時は「時間がなくなってきちゃったから少し急ごうか」「しっかり進んでいるかな?」など宿題へ気持ちが向くように声をかけてあげてください。
小学生が集中して勉強できる時間は小学校低学年で15分程度ですから、その時間のうちに宿題が終わるように声をかけてあげることで、宿題がすんなりと進みます。
親は寄り添って、励ましてあげられたら理想です。
これがなかなか難しく、私はつい怒ってしまうので、日々反省しているところです。
自主学習は、宿題が終わった後に、長くならないよう、15分~20分程度を1クールとして組み立てていくと良いですよ。
子供が宿題を朝にするのはどうなの?時間帯を考える
我が家で宿題は、学校から帰ってきてすぐの時間に設定していますが、夫婦共働きで学童保育に入っている子や、習い事で放課後が埋まっている子、帰ってきた後は、たいてい友達と遊びに行っているなど、すぐ取り掛かれない場合もあると思います。
そんな時は思い切って宿題をする時間帯を朝にしてしまうという方法もあります。
夜早めに寝ることを心掛け、朝早起きして宿題をやるのです。
朝の時間帯は、とても静かで、集中できますし、宿題をやることで目が覚めますので、学校へ行くための準備もはかどります。
ダラダラしていると登校の時間の差し支えることもあり、時間を意識してテキパキと進めることができるようになります。
学校へ行ってからも、家で頭を動かしてから登校するので、1時間目からしっかりと授業を受けることができます。
今の子供たちは、いろいろな活動でとても忙しくしていますから、朝に勉強の時間を設けるというのは時間を有効に使う良い方法ですね。
まとめ
子供の宿題について考えてきました。
子供の集中を高めるために、最後にいくつかのコツも紹介します。
リビング学習を導入しているお家も多いと思います。
ちなみに我が家もリビング学習にしていて、上の高校生もいまだにリビングで勉強します。
大体リビングにテレビやゲームを置いていることが多いですが、勉強するときはテレビは消し、スマホ、ゲーム、漫画は遠ざけてしまいましょう。
これは、自分の部屋で勉強する子も同様です。
近くに置いておくとやはり気が散りますので、家族にも協力してもらい、その時間だけは、テレビ、ゲームはお休みとしましょう。
次に、食事や睡眠はしっかりとることです。
食事抜きだとお腹が空いて、脳に必要な栄養が不足し、集中力がでないばかりか、体調を崩します。
睡眠不足も同じですね。
眠くて眠くて勉強どころではなくなります。
十分な睡眠をとり、しっかりご飯を食べましょう。
子供たちの勉強は、小学校で始まり、大人になっても続きます。
笑顔で好きなことや勉強に思いっきり取り組めるよう、親の私たちがサポートしていきたいですね。