魔の2歳児と言われるイヤイヤ期・・・どうしてもイライラしてしまいますよね。
「何が嫌なのか分からない!」
「さっきまで機嫌良かったのに、イヤイヤスイッチが入ってしまった!」
なんてこともよくありますよね。
その子によってイヤイヤ期に程度の違いはありますが、子育て中のママにとってのイヤイヤ期は、大きな壁にぶつかった気分になります。
成長の過程において必要な時期とは分かっていても、成長している証なんだと分かっていても、ママも人間ですから、イライラしてしまいますよね。
ここでは、上手にイヤイヤ期を過ごせる方法を、私の体験も含めてご紹介していきます。
全くイライラしなくて済む!という訳にはいかないかもしれませんが、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ありがちなイヤイヤとその対策
食事中のイヤイヤ
イヤイヤ期でよくあるのが「ご飯食べない!」というものです。
どんな理由でイヤイヤなるのかというと・・・
・遊びを中断しないといけない
・嫌いな物がある
などですね。他にも様々な理由があることでしょう。
本人はうまく理由が言えない事が原因で「イヤイヤ」が始まってしまうのです。
しかし、親としては食べさせない訳にはいかないですよね。
また好きな物だけ食べるのではなく、何でも食べれるようにと思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで、私が実践したことは・・・
・イヤイヤが始まったら先に親が「おいしい!」と大げさに声に出して食べて気を引く
・盛り付けを工夫する
・デザート作戦
です。
・「おいしい!」と大げさに声に出して気を引く
具体的には、もし遊びを中断するのが嫌でご飯をイヤイヤしている時には、無理に食卓につれて行かずに子供のそばを離れます。
そして、先にご飯を食べて「おいしい!おいしい!」などと、子供に聞こえる様に話をしてみます。
そうすると、子供は気になって食卓にやってきます。
そこで、ご飯を勧めると食べてみたくなるようで効果的でした。
・盛り付けを工夫する
大人でも好き嫌いがあるように、子供にもあります。
出来れば好き嫌いなく食べてほしいのが親の気持ちです。
その場合は、細かく刻んだものを混ぜたりして、見た目に分かりにくくすると子供にとっては食べやすさが違うようです。
・デザート作戦
私の息子で、下の子が今は4歳なのですが、ご飯にあまり執着心がないのか、すぐにもうお腹いっぱい!気持ち悪いかいらない!とすぐ言うようになりました。
これはイヤイヤ期の頃から現在進行形で、デザート作戦をしています。
食べる量は個人差があるので、その子に合わせた量を先にお皿に盛り付けます。
途中でいらないといったら、「デザートはなし!」と、何度も言い聞かせることで、用意してあるご飯が食べれるようになりました。
デザートはもちろんお子さんの好物にしてあげてくださいね。
本当に全部食べると、好物がもらえるんだ!と気づいてくれます。
こうすることで、本当に食べれない時はデザートも欲しがらないので、「食べれないのか」「食べたくないのか」も分かりますよ。
遊び中のイヤイヤ
・おもちゃの取り合いを始めた時
おもちゃの取り合いはよくあることですよね。
兄弟ならまだしも、児童館など他の子供と一緒に遊んでいて、取った!取られた!で喧嘩が始まったり、貸して!嫌だ!とお互い言い始めた時は、つい「『どうぞ』して!」と、言ってしまいますよね。
しかし、本人は「なんで途中なのに貸すの?」とイヤイヤが始まります。
本人は納得しないまま渡すので、イヤイヤがヒートアップしてしまうことないですか?
私の息子は、よくありました。
毎日兄弟喧嘩やお友達と喧嘩ばかりになってしまい、どうしたものか・・・と頭を抱えることもありました。
そこで、一度本人が納得出来れば違うのかな?と思い、まず使っているおもちゃを「あとこれだけしたら貸してあげよう!」とか、「10秒数えたら貸してあげてね!」などと、説得してみました。
毎回ではないし子供の気分左右されてしまうこともありますが、一度は納得しているので、「どうぞ」がだんだん出来る様になりました。
また、貸してしまったらもう使えないんだと思わせないように、「お友達がこれだけ遊んだらまた貸してもらおう!」と、次の順番を待てる様に工夫して言ってみるようにしました。
・お友達を叩いてしまう
イヤイヤ期によくあることが、自分の思いを口で言えない分、手を出してしまうということです。
そんなときはしっかり叱ってください。
なかには、様子を見ていると明らかに相手が悪い事もあるでしょう。
しかし、そこを許してしまうと叩いたりする事が当たり前になってしまうことがあります。
現在私の息子は保育園に通っていますが、入所時2歳で何が1番心配だったかというと、お友達に手を出さないか?ということだったくらい、家ではお兄ちゃんに怒っては叩いたりしていました。
そのたびに本気で叱り、「叩かれたほうはこんなに痛いんだよ!」としっかり伝えていたおかげで、保育園で叩くこともなかったので安心しました。
イライラしないために!
イヤイヤばかりだとついイライラしてしまいますよね。
イヤイヤになるであろう原因を考え、先に対策してみたり、イヤイヤしている時には落ち着いて、一旦距離をおいてみたりしてううまくイヤイヤ期とつきあって行きましょう!
「地獄のようなイヤイヤ期だな…」と思っていた私でも、少し気分も落ち着き向き合うことが出来ましたし、そこを乗り越えるとまた大きく成長した我が子に会えますよ。