子どもたちはもちろん、観戦する大人も汗びっしょりになる運動会。
運動会に用意する飲み物のペットボトルにも工夫をしていきたいですね。
いつでもひんやり、でもたっぷり飲みたい!という場合におすすめの工夫をご紹介します。
運動会の飲み物はペットボトルが便利
運動会に持っていく飲み物は、ペットボトルで人数分プラスアルファ分用意していくととても便利ですよ。
運動会シーズンは熱中症対策が大切
運動会が暑い季節のまっさかり、という園は少なくありません。
今はだいたい5月前後、9月~10月開催が多くなっています。
天気が良すぎると30度を超すこともあるこの時期、水分補給はしっかりしておく必要があります。
特に園庭にまったく日陰がない場合は、ずっと直射日光にさらされ続けます。
冷たい飲み物の用意は忘れないようにしたいですね。
また子どものためにも、待機中の大人のためにも、熱中症対策グッズやキンキンに冷やした冷却シートも用意しておくと安心です。
ペットボトルは紙コップ不要!こぼす心配もない
そこで冷たい飲み物を用意したいのですが、みなさんはどんな風に飲み物を用意していきますか。
大きなジャーポットにお茶と氷をたくさん詰めていくという方や、2リットルのペットボトルと保冷材を用意してクーラーボックスに詰めてゆくという方も多いのではないでしょうか。
そういった方法だと、必ず人数分の紙コップが必要になります。
誰のものかわからなくならないよう、名前を書く必要もでてきます。
さらに砂埃が舞ったり、近くの席にいる小さな子どもが何かを落としたり、紙コップが汚れることも充分考えられます。
そうなると、紙コップは人数分より余計に持っていく必要が出てきますよね。
この時点で、かなりの荷物が増えてしまいます。
さらに紙コップだと、ランチタイムにたくさんのお皿やお重を並べた時、子どもがうっかり飲み物をこぼしてしまうこともあります。
水なら乾かせばよいだけですが、お茶だとしみになりますし、スポーツドリンクやジュースだとシートまでべとべとになり、午後からは登ってくるアリとの闘いが始まってしまいます。
そんな面倒を解消するために、人数分のペットボトルを用意することをおすすめします。
ペットボトルなら人数分だけ用意すればOKですし、ふたもできて持ちやすいため紙コップよりはこぼしにくくなります。
運動会でペットボトルの飲み物をいつでも冷たく飲める方法
スーパーやコンビニでは、冷凍になったお茶やジュースが販売されています。
未開封のボトルを普通に凍らせると破裂してしまうので、とても便利ですよね。
でもこの方法だと、解けるのに時間がかかりすぎるという難点があります。
たっぷり飲みたい!という時に、少ししか解けていないとイライラしますよね。
では、ツイッターなどで話題なった、夏コミや夏フェスでよく利用されている、ペットボトルの飲み物を冷たく飲み続ける方法をご紹介します。
準備は前々日くらいからスタートしておくと、当日あわてずに済みます。
またペットボトルが入るくらい、冷凍庫を整理しておいてくださいね。
500cc(子どもの場合は小さなボトルでもOK)のボトルを人数分用意します。
中身は空っぽにした、清潔なものを用意してくださいね。
そのペットボトルに、一番よく飲む飲み物を半分だけ入れます。
フタをしたら、冷凍庫で凍らせます。
このとき注意したいのが、ペットボトルを斜めにするという点です。
飲み口に中身が溜まってしまうと凍り付いて飲めなくなってしまいます。
運動会当日の朝、しっかり凍ったペットボトルを取り出してフタをあけます。
凍ってあかない場合は、フタの部分だけ流水で溶かしましょう。
そこに、中身と同じ飲み物を冷蔵庫でしっかりひやしたものを、たっぷりと注ぎます。
注いだらフタをしっかり締めましょう。
この状態のままクーラーボックスに入れ、普通に冷やした飲み物も入れます。
こうすると、凍った部分でいつも中身がキンキンに冷やされるのです。
ゴクゴク飲んで中身が氷だけになってしまったら、また凍っていないペットボトルの飲み物を注ぎましょう。
急いでいる場合は軽く振ると、すぐに冷たくなって美味しく飲めますよ。
運動会に持っていくのに選びたい飲み物
運動会にはどんな飲み物を持っていくと良いのでしょうか。
子どもの健康と気持ちどちらも満足できる方法をご紹介します。
基本は麦茶や水など、水分が補給できるものを
基本的には麦茶やミネラルウォーターなど、味のついていない飲み物がおすすめです。
スポーツドリンクやジュースは、お砂糖がたくさん入っているので飲むほどのどが渇いてしまうからです。
また緑茶や紅茶はカフェインが入っていて利尿作用があるので、脱水になりやすくなります。
麦茶やミネラルウォーター、薄めに淹れたほうじ茶など、優しい飲み物をたくさん持っていきましょう。
塩分・ミネラル補給にスポーツドリンクも
水分だけだと、出ていった汗の代わりにはなりません。
塩分やミネラルも補給する必要があります。
そのため、スポーツドリンクも少し用意していきましょう。
同じ成分を美味しく補給できるサプリメントもあります。
おやつのひとつに持っていき、こまめに補給すると、スポーツドリンクを用意していなくても塩分が補給できます。
ジュースは子どもと一緒にパックタイプを選んで
子どもは運動会のヒーローですよね。
たとえかけっこで転んでしまっても、我が家にとってはヒーローです。
とっても頑張ったヒーローには、ご褒美が必要です。
そのために、前日までに子どもと一緒に好きなジュースを買いに行きましょう。
ブリックタイプのジュースやパックタイプのジュース、ゼリータイプのものなど、ちゅーっと吸って飲むものがおすすめです。
こういった飲み物・飲むゼリーなら、クーラーボックスで冷やすことも簡単ですし、子どもがはしゃいでもこぼしにくくなりますよ。
子どもが席に帰ってきたら、水筒の中身も確認して、冷たく冷えた飲み物を補充してあげましょう。
せっかくの大舞台、最後まで楽しく頑張れるように、冷たい飲み物の工夫もしっかりしておきたいですね。