新生児の赤ちゃんが顔だけ横向きに寝てしまう…向き癖は治るの?

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赤ちゃんの寝顔を見ていると、お母さんはとっても癒されますよね。
ですが、毎回同じ方向に顔を向けて寝ていると、頭の形がいびつになってしまうのではという心配の声も多いです。

赤ちゃんの向き癖はお腹の中にいる頃からの体制も影響しており、お母さんが向きを直してもいつの間に元に戻っているという事も少なくありません。
また、どうしても横向きでないという赤ちゃんがいるのも事実です。

この向き癖はどうやったら直すことができるのか、何故なってしまうのか。
詳しく見ていきましょう。

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新生児が顔だけ横向きに寝る原因


新生児のうちに顔だけ横向きに寝る赤ちゃんには、原因となる事柄がいくつかあります。
ですが、その事で脳に影響を及ぼすことはないので安心してくださいね。

赤ちゃんのうちは頭が柔軟であるため、頭の形がいびつになってしまったり、耳の形が変わってしまうという事はありますが、それで耳が聞こえなくなるという事もないです。

ですが、見た目はなるべく変わらないようにしてあげたいと思うのが親心ですよね。
赤ちゃんが同じ方向ばかり向いて寝る事で不安を感じたら、以下のことがないか見てみましょう。

①音
新生児は音が聞こえる方を向く習性があり、いつも同じ所で寝ていると自然と音のする方も同じになってきてしまいますよね。
部屋の環境はどうなっているか、確認してみましょう。

②光
日光もそうですが、電気などにも新生児は反応します。
音への反応と同じなので、こちらもルームライトや窓の場所などを見て、布団の向きを変えるなどの対策をとってみると良いでしょう。

③筋性斜頸
一ヶ月検診の時にも見てもらえますが、首の付け根にしこりのようなものが出来ていないかチェックしてみましょう。
生後1週間くらいから徐々に大きくなっていきますが、多くの場合は1年以内に自然と消えてしまいます。

④添い寝
添い寝をする時にいつも同じ側で寝ていると、これも癖になりやすいです。
特に新生児のうちは、顔だけ横向きになりやすいのでこまめに向きを変えてみましょう。

代表的な原因はだいたいこの4つです。
思い当たることはありましたか?

次は対策としてどんな事をすれば良いのか、その方法をご紹介いたします。

新生児の横向きを直す方法と対策は?


新生児のうちは音や光などに反応して、向き癖がつきやすいです。
顔だけ横向きになっている事が多いと感じたら、お母さんがこまめに直してあげましょう。

寝かせる向き自体を変える

生活環境の影響で、光やママの家事をしている音の方向に向いて向き癖がついているなどの場合は、寝かせる向きを頭と足を反対にしてみましょう。
もしかしたら、向き癖がついてない方向から刺激がくることで、いつもとは逆に向いてくれる可能性があります。

また、お部屋の環境を見てベッドの配置などを変えてあげるのも良いでしょう。

バスタオルを丸めて背中に挟む

上でお話しした方法でも向き癖が直らないときは、丸めたバスタオルを向き癖とは反対になるようにして、背中に挟みましょう。
バスタオルを挟みことで体が斜めになるので、向き癖とは反対に向きやすくなります。

ただし、新生児でも動いたりしてずれてしまうことや、背中にあるものが顔の方に来ていることもあり、窒息の危険があります。

柔らかいクッションなどはさけましょう。

向き癖防止枕やドーナツ型枕を使用する

タオルを丸めて背中に挟んで向き癖を直すこともできますが、今は便利なグッズも販売されています。
タオルでは動いたりして何度も直さなければいけないなど、向き癖が強い子には、向き癖防止枕やドーナツ型枕を使ってみるのもいいですね。

用途は同じですが、安定感のある枕で赤ちゃんの頭をしっかりと支えてくれるので、タオルのようにずれる度にまた丸めて挟んで…とする手間も省けるのも魅力的なグッズですよね。

また、メリーを使えば音に反応して上を向くので、仰向けで寝かせたいときは試してみてください。

添い寝をする時も、その都度方向を変えるだけで赤ちゃんも向きも変わってきます。
名前を呼んだり、音の出るおもちゃで気を引いて顔の向きを動かしてあげてください。

向き癖を直すためにやってはいけないことは?

以下のことは、赤ちゃんにとって危険なので避けましょう。

うつ伏せで寝かせる

赤ちゃんをうつ伏せにしていると、確かに頭の下になる部分は変えることも出来るし、なかなか元に自分で戻れないからと良い思うかもしれません。
しかし、これは窒息や乳幼児突然死症候群のリスクが高まります

体ごと横向きにして寝かせる

向き癖の方向とは反対になるように、体ごと横向きにしてしまうママやパパも多いかと思います。
しかし、これも危険があります。

横向きにしていると、寝ている時にうつ伏せに変わってしまう恐れがあります。
上でお話ししたように、うつ伏せになってしまうと、窒息や乳幼児突然死症候群の恐れがあります。

また、柔らかい布団だと横向きで顔が埋まってしまい、窒息してしまう可能性もあります。

どちらも近くには大人の枕やタオルなどは置かないようにし、固めの布団やマットレスなどにしましょう。

新生児の向き癖はなるべくなら予防を


顔だけ横向きに寝ていることで体に悪影響はありませんが、癖になってしまう前に予防したいですよね。
部屋の環境や、お母さんがこまめに向きを変えるなどして気を付けてあげましょう。

私は2人子育てをしていますが、2人とも向き癖が強く、バスタオルなど使ってみたものの、新生児から寝相が悪かったからか、体は横向きのままで頭だけ向き癖の方向に向いていたりと、なんとも不思議な寝方をされて、向き癖なおしに失敗してしまった経験者です。

新生児のうちは、頭が柔らかいため頭の形は変わりやすいです。
ちょっと絶壁ができてしまっても、寝方をなおすことでまた変わっていくのであまり気にしすぎない事も大切ですよ

また、バウンサーやチャイルドシートの使用は、赤ちゃんの動きを固定してしまうため、1時間くらいの使用を目安にして抱っこしてあげるようにしましょう。

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