1年生の我が子がうまく作文を書けない…親はどうしたらいい?

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作文の宿題に困っている人は多いと思います。

去年まで幼稚園、保育園に通っていた1年生ならちんぷんかんぷんでもおかしくありません。

だからって書かないわけにはいかない、だけど、進まない。
体力がない子どもなら疲れてしまいますね。
そんな1年生の子どもが、学校が指定した字数の作文を書く方法を書いていきます。

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作文が書きやすいように導いてあげよう!


1年生で作文に慣れていない子ども相手にいきなり高度なテクニックなどを要求しても無理な話です。
まだ、作文というものに慣れてません。

まずは手が動くように誘導してあげてください。

例えば、遠足の作文なら、いつ、どこに行ったのかを誘導して下さい。
歩いて行ったのか、バスで行ったのか。
誰と一緒だったのか。
お弁当で一番美味しかったおかずはなんだったのか。

最初は、その日のことを書くだけでもかまいません。
まずは、作文というものが嫌いにならないようにしてあげてくださいね。

少し慣れたら会話文を有効に使おう


カギカッコを使った会話文は作文にメリハリが出てわかりやすい上、行数を使ってくれます。

手が進まないときは、そのとき何を話したの?という風に聞いてあげると思い出せることもあります。
まだ習ってないならカギカッコの処理の仕方を教えてあげるのもいいですね。

会話文を上手に使うことで、スイスイ書けて更に行数も使え、さらには作文としてのクオリティも上がります。

ひたすら会話文になっても良いかと思います。
最初から上手に書ける子なんていません。
先生に訂正されながら、書くコツを身につけるので最初から完璧を求めないように気をつけてくださいね。

擬態語や擬音語を有効に使おう


子どもならではの表現は教えることができません。

ガタガタ、ピーピー、バタバタ、ピカピカ…

いろいろな表現を表してくれる擬態語や擬音語を使うとそのとき感じたこと、その場の雰囲気が伝わりやすいという良さがあります。

効果的にこういう表現を使うことは良いことなのでどんどん使わせてあげてくださいね。

声に出して読んでみよう


書きあがった作文を読ませてみてください。
単に見直しをさせるより、自分で声を出して読むことで「が、は、も」など、主語述語のおかしさに気付けます。

あれ?

そんなそぶりが見られたら、すかさず「何に変えたらいいかな?」というような声がけをしてみてください。
その流れから正解を導けますから。

文法の学習にもなりますし、音読の練習にもなります。
一石二鳥、一石三鳥の効果があるんですよ。

作文は複合的な学習要素があるから、国語に取り入れられやすいんです。
作文を制覇できたら、かなり国語が伸びると思います。

まとめ


作文を書くときのポイントをまとめます。

  • いつ、どこで、何をした、を意識させる
  • 会話文を上手に使う
  • カギカッコの処理を教えてあげる
  • 擬態語や擬音語を有効に使う
  • 書き終えたら声に出して読む
  • おかしな文章に気付かせる

これらを実行したら、初心者でもそれなりの字数になり、完成度も高いかなと思います。
まずは手を動かすことが大事なんで、賞取りレースのような作文を求めてはいけません。

1行2行を大事にしてあげてください。
面白い表現や書き方を見つけたら、その時々に褒めてあげましょう。
褒めることでモチベーションが上がり次につながる文章を考えようとしてくれます。

褒められると誰でも嬉しいしヤル気が出ますよね。
最初につまずかないように優しくゆっくり導いてあげましょう。

結果、作文好きになったら中学年、高学年ととても楽になりますからね。
良い文章を書かせようとすると作文が嫌いになる子どもが多いのでくれぐれも1年生から無理をさせないようにしましょう。

小学1年生は初めての作文ですから、のびのび書くのが一番ですよ。

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