歯磨きをしようとすると口かたくなに閉ざしたり、逃げ回ったりしてしまう子も多いのではないでしょうか。
うちの1歳児も歯磨き大嫌いで、歯ブラシを見せただけで逃げ回ってしまいます。
力づくで押さえつけようとすると泣いて暴れる。
そして無理やり磨こうとしてもなかなか口を開いてくれない。
毎回こうだと歯磨きの時間が苦痛になってしまいます。
けど、嫌がるからといって歯磨きをしないで、虫歯になったらもっとかわいそうですよね!
この記事では1歳の子どもの歯磨きのポイントをまとめました。
毎日の歯磨きストレスから解放されたいママはぜひチェックしてみてくださいね。
1歳の子どもが歯磨きを嫌がる原因は?
1.歯ブラシが気に入らない
歯ブラシの毛がかたいものや、山型になっているものなどは子どもが痛がるので、嫌がる原因に!
歯ブラシの毛先は滑らかに処理してあるものが歯肉を傷つけにくいのでおすすめです。
2.磨く力が強くて痛い
強く磨くと痛いので子どもが嫌がる原因になります。
大人でも強く磨くと痛くて不快ですよね。
力加減はけっこう難しく、優しく磨いているつもりでも、一生懸命になっているとついつい力が入ってしまうものです。
最適な力加減は、100~150gといわれています。
一度キッチンスケールなどで試してみるとわかりやすいです。
3.歯磨きのときの姿勢が嫌だ
歯磨きの姿勢は仰向けが一番良いといわれていますが、仰向けになることが嫌な子もいます。
そんな場合には、座らせたり、立たせて磨くという方法もあります。
ただ、やはり仰向けが一番口の中が良く見えて磨きやすいです。
なので、普段から遊びの中で仰向けの姿勢になることに慣れるようにしましょう。
4.上唇小帯にあたって痛い
これはうちの子の場合ですが、前歯の上の筋である「上唇小帯」が歯の途中から出ています。
だから、前歯を磨くときには気を付けないと、この筋にあたって痛いようです。
小児歯科で相談したところ、上唇小帯に歯ブラシが当たらないように、指で保護するようにして磨くと良いとのことでした。
1歳の子どもが歯磨きを嫌がるときの対策は?
とにかく子どもが嫌がる原因を取り除いてあげて、楽しいと思えるような雰囲気を作ることが大切です。
具体的な対策としては、
・子どもの好きな姿勢で磨く
・力加減に気を付ける
・3秒磨くごとに少し休む
・好きな味の歯磨きジェルを使う
・歯磨き絵本を読み聞かせる
・手鏡を使って口の中を一緒に見ながら磨く
・歌を歌って楽しい雰囲気で磨く
・スマホで歯磨きが楽しくなるような動画を見せる
などがあります。
新しい歯ブラシや歯磨き剤を買って気分が変わるようにするのもひとつの手ですね。
うちの1歳児に試してみた結果・・・
上記すべての対処法を、歯磨き大嫌いなうちの子に試してみました。
その結果、効果があったと感じたのは
「歯ブラシを変えてみる」
「3秒ごとに少し休む」
のふたつでした。
歯ブラシを変えてみる
新しい歯ブラシにすると気分が変わったようで、しばらく磨かせてくれるようになりました。
以前使っていた歯ブラシよりも毛が硬くなったような気がするのですが・・・
わが子にはこれがしっくりきたようです。
ただ柔らかければいい、というものではなく、その子の好みに合った歯ブラシを選んであげることが大切なんだと感じました。
3秒ごとに少し休む
この方法を1週間続けていると、少しづつですが仕上げ磨きで口を開けてくれるようになりました。
ずっと磨かれ続けるのが嫌だったようです。
まだまだ苦戦していますが、このまま継続してみようと思います。
まとめ
いかがでしたか?
いろいろ対処法を試してみても、どうしても泣いて暴れることがありますよね。
一度歯磨きが嫌いになってしまったら、子供に「楽しい」と思ってもらうまではなかなか時間がかかってしまいます。
そんなときは、無理やり磨くという方法しかありませんが、
ママは笑顔を絶やさず、優しく楽しく磨くことを心がけてくださいね。