年に2回のお彼岸が、またやってきましたね。
お盆にお墓参りしたけれど、お彼岸も行かないとダメなのでしょうか。
お盆、お彼岸の両方とも、お墓参りに欠かさず行くという人もいます。
忙しかったりすると、気が重くなりますね。
そうでなくても、何となく行きたくないことだってあります。
行かないと、バチがあたったりしそうで、ちょっと嫌だなと思っている人はいますか?
お彼岸にお墓参りに行く人は、半分くらいなのですよ。
半分もバチがあたったら大変ですね。
私も行かなかったこと、ありますよ。バチは今のところあたっていないようです。
お彼岸の時期に、忙しくて行けないときはどうすればいい?
行きたいと思っているのだけれど、忙しくて行けないときってありますよね。
そういうときは、「お彼岸」にこだわらずに、時期をずらして行ってみましょう。
もともと、お盆やお彼岸は、墓参りの人で混んでしまいます。
私の家から数分のところに大きい墓地があるんですね。
お盆やお彼岸は、いつもすごい人手になります。
墓参りそのものだけでなく、行くまでの道のりも混雑するのです。
うんざりしたり、イライラしたり、家族にあたってしまいそうになります。
その気持ちのまま、墓参りをしても、どうかなと思うのです。
ずらして行くだけで、イライラしなくて済みますよ。
お墓も静かになりますし、落ち着いてお参りできます。
本当のことをいうと、行きたくないときは?
ありますよね。
ただ、行きたくないとき。
あるいは、家から遠すぎて、行きたくなくなることもあります。
親戚と一緒に行くことが、ちょっと負担に思えたりすることもあります。
お墓参りに行きたくない理由はさまざまです。
そんなとき、無理やりお墓参りをする必要って、あるのでしょうか。
思い切って、行くのをやめてしまって、次の年にしてみてもいいと思います。
お彼岸にお墓参りをする意味は?
お盆にしても、お彼岸にしても、ご先祖さまに感謝する風習ですよね。
いつも、ご先祖さまに感謝するべきと言われれば、大切なことのような気もします。
けれど、実際にそうしている人はなかなかいません。
父母、祖父母など、近い身内が亡くなったときは、もちろん大切に思います。
しかし、その前の、またその前のご先祖さま、となるとどうでしょう。
何しろ、会ったことがありませんから、気持ちが少し薄れてしまいます。
ご先祖さまに感謝気持ちを持ち続けるのは、なかなか難しいですよね。
でもいつか、ふとしたことから、突然、ありがたく思えることもありますよ。
例えば、友人の口からご先祖さまの話を聞いたときです。
「おばあちゃんのお母さんがね、」と言われたら、遠い昔の人が急に近くに思えたりします。
家族の何代かにわたる映画やドラマを見たときも、ふと、そう思います。
ああ、ずーっとつながっているのね、なんていうふうにです。
そんなとき「そういえば、墓参り、行ったっけ?」と、急に家族で話したりします。
おかしなものですね。
墓参りに行かないと気が引けてしまうときは、どうするの?
墓参りに行かないと、どうしても気が引けてしまう人もいますよね。
日にちをずらして行くこともできません。
次の年も行くかどうか迷っています。
そういうときは、良い方法がありますよ。
ご先祖さまのことを思ってみましょう。
それだけです。
半日でも、数時間でも良いです。
無理なら、数分だけでもかまいません。
ご先祖さまがいなければ、いまの自分も、そして自分の子もいないですものね。
誰でも、多少なりとも感謝する気持ちは、あると思います。
人の心は変わらないということでしょうか。
一方で、この頃は、お墓の維持が大変で、墓閉まいをする人も増えています。
長く続いた風習も、だんだん変わっていくのでしょうね。
まとめ
いかがでしたか?
お彼岸に墓参りは、絶対行かなくてはいけないものではありません。
家にいて、ご先祖さまを思うだけでも良いのです。
家族とおはぎでも食べながら、ご先祖さまに感謝してみてください。
もしかしたら、それだけでも、ご先祖さまは喜んでくれるかもしれませんよ。