受験生のみなさん、勉強頑張っていますか?
受験生の親御さん、我が子の受験に気をもんでいませんか?
小さい頃の我が子とは違って、中学受験、高校受験、大学受験は、親の手から離れ、子供自身が自分の努力で勝ち取るものなので、手を出すわけにもいきませんから、ヤキモキするものです。
親としてできることは?と考えた時、塾への送り迎え、家での環境を整える、食事等になりますね。
そこで今日はその中の一つ、食事について考えてきましょう。
受験生のごはんの時間は塾に行く前?いった後?内容は?
受験を控えているご家庭では、塾に行かせている方も沢山いらっしゃいますね。
学校での授業や部活動を終えてきた後に塾に向かうわけですが、今の子供たちは本当に忙しく時間がありません。
我が家の子供たちも家に帰ってきてからは本当にバタバタで、塾に通っていないうちの子たちでさえ、余裕がない毎日を過ごしています。
塾は夕方から夜にかけてですので、当然夕食の時間が引っ掛かります。
塾に行かせる前に夕食を食べさせるのも、夜遅くにお腹が空きそうだし、帰ってきてからでは時間が遅すぎて、どうしたらいいのか悩んでしまいますね。
我が家の上の子は、中学受験の際、塾に一年だけ行かせていた経験があります。
その時は、帰ってきて学校の宿題が終わったら軽食を取らせていました。
おやつというよりは、食事に近いもので軽く食べられるものを用意していました。
我が家の周りのお友達にも話を聞いてきましたが、高校受験でも、部活動を終えて帰宅した後、塾へ行かせる前に、軽食を取らせていたというご家庭がほとんどでした。
勉強するためには頭を使います。
脳の栄養となるものの一つに糖質があります。
糖質は、血糖値を上げて脳のエネルギー代謝を高め、働きを活発にします。
例えば、ご飯やパン、麺類やお芋があげられます。
特にご飯は腹持ちも良く、時間がない時はおにぎりにしておけば、食べやすく、時間もかかりません。
混ぜるものや具に工夫すればバリエーションも無限ですし、持って歩くこともできます。
次に塾から帰ってきた後ですが、軽食を取っただけですので、頭を使って帰ってくると、とてもお腹を空かせてきます。
高校受験や大学受験の塾や予備校となれば、帰ってくる時間も相当遅くなります。
近所のお友達は高校受験でしたが、塾から帰ってくるのは11時近くでした。
お腹を空かせて帰ってくるので、帰ってきてから食事をとりますが、そんなときは、消化の良いものを選んであげてほしいです。
お腹が空いていると、沢山食べたくなるし、食べさせてやりたいと考えますが、脂肪分の多いものや油っぽいもの、肉類は、胃がもたれてしまい、消化が悪いので、夜遅くの食事には向きません。
うどんや雑炊、そばやにゅうめんなどがおすすめです。
具は、たんぱく質豊富な、卵、ささみ、白身魚や豆腐などもよいですね。
大根やカブ、ホウレン草やキャベツなど、消化の良いお野菜も入れるとバランスがとれておすすめです。
受験生は時間がないからご飯を食べないのはアリ?
時間がないから何も食べないまま飛び出していくという場合もあるかもしれません。
でも、勉強に行くからこそしっかり食べていってほしいです。
食べないというのは避けたいことです。
これは夜だけでなく朝にも言えます。
年頃のお子さんだと、ダイエットにもなるしちょうどいいかと考える子もいるかもしれません。
でも受験の時期だけは休みましょう。
疲れやストレスで、受験勉強の時期は、脳も相当疲労しています。
塾に行く前、学校や家での勉強の前には脳に適度な栄養を与えてからにすると、より効率的に勉強を進めることができます。
食事をとらないと、空腹になり、脳に栄養が補給されず、やる気もなかなか出ません。
これだけでも食事がいかに重要か分かりますね。
じっくり座って食べる時間がない子にも、食べやすいようにおにぎりにしておく、サンドイッチでつまめるようにするという工夫で、手軽に、しっかり栄養を補給することができますのでおすすめです。
まとめ
今回は受験生の食事について考えてきました。
我が子の頑張っている姿を見ると、親としても何かしてあげたい気持ちになるものです。
快適な受験期間を過ごすためにも食事に一工夫してあげられるのも、私たち親ならではのことではないでしょうか。
我が家では中学受験をした子供がおり、一年だけ塾に通った経験がありますが、食事は一日3食から受験期は3.5食または4食という状態でした。
塾へ行く前にしっかり夕食を取り、帰ってきてから軽く食べるというパターンが多かったです。
我が家の子はカレーが大好きで、元気を出すためにカレーを食べたがることが多く、塾に行く前によくカレーを食べていたなと思い出します。
もう4年前になりますが、思い出として忘れることができません。
受験勉強の合間にしっかり食べて、希望する学校に合格できると良いですね。