保育園や幼稚園の運動会、パパもママも可愛い我が子の雄姿を撮るために場所取りには全力をかけてしまうのではないでしょうか。
でも、同じ思いをしているのは他のおうちも一緒。
そこでトラブルが起きてしまう事もあるようです。
園の運動会でトラブルにならず、よい場所を確保するコツをご紹介します。
運動会の場所取りの決まり
運動会の場所取りで行列するのは普通のこと…と聞くと、初めての運動会を迎える家族はビックリしてしまいますよね。
では、実際の場所取りはどんな感じなのでしょうか。
運動会の場所取りは園や学校でルールが決まっています
福袋販売のようなイメージを持たれてしまったかもしれませんが、実は多くの園や学校で運動会の場所取りはルールが決まっています。
- 朝、決められた時間になるまで場所をとることができない
- 決められた時間になるまで園庭に入れない
- クラスや組・地区・学年などである程度場所が決められている
- 園前に並ぶ時間も何時からと決められている
こうしたルールが決められていることがあります。
園からもらう「運動会のお知らせ」に必ず記載されていますので、しっかり熟読しておきたいですね。
また、もしそういったお知らせが無い場合には、先輩ママ友や園に「ルールはないのか」を問い合わせておきましょう。
ルールを破ることはやめましょう!
園でルールが決まっている場合、先輩ママたちが破っていても、自分たちも一緒になって破ることはおすすめできません。
園でルールを決めている以上、やはり守るべきですね。
その理由には、近所から騒音などの苦情がくるなど、周囲の住民の方の迷惑になっていることもあります。
大人として、子どもたちにルールを破る姿を見せることはやめましょう。
また、ルールを破る人が減らず、混乱や迷惑行為がひどくなると、園側からくじ引きなどで席をあらかじめ決められてしまう恐れもあります。
場所取りのポイントは「撮影」ではなく「ランチタイム」
場所取りは多くの方が「我が子をベストポジションで見られる・撮影できる」場所を狙うと思います。
でも子ども3人を育て、マンモス幼稚園を経て、小学校2か所・特別支援学校2か所・中学校1か所の運動会を乗り切った経験から言うと、場所取りのポイントは「ランチタイム」です。
三脚を立てられる撮影場所は決まっていることが多い
最近は、多くのパパママが三脚を用意してビデオ撮影をすることがあります。
そのため、三脚を立てて置ける場所が決まっていることがあります。
三脚を立てる場所が決まっている場合は、ルールを守りましょう。
決まっていない場合は、邪魔にならず、すぐにチェックできる場所に設置しておくと良いでしょう。
望遠レンズで撮影すると、どこからでも撮影できちゃう
カメラ撮影が命!というパパママも少なくありませんよね。
最近はコンパクトデジタルカメラではなく、一眼レフで本格的に撮影する親御さんも増えています。
一眼レフや望遠が利くコンデジの場合は、望遠で撮影すればどこからでも我が子がハッキリ可愛く撮影できます。
ママの姿が子どもの目に入らない分、子どもも演技に集中しやすくなるというメリットもありますよ。
そういった場合は、自由に動き回り、ちょっとした築山などを利用して遠くから表情を狙った方が自由かつ上手に撮影できることも多いのです。
場所取りをしたところにこだわらず、我が子を狙っていろいろな場所から撮影にトライしてみましょう。
三脚を使用する場合は、他の人の迷惑にならないよう注意してくださいね。
子どもを休ませるランチタイム・長い待ち時間を考えた場所取りを
場所取りの場所を決めるポイントは「ランチタイムを快適に過ごせる」場所です。
照準を「撮影場所」ではなく「ランチタイム」に合わせましょう。
子どものプログラムをよく見てみてください。我が子が登場する種目に蛍光ペンでチェックを入れてみましょう。
けっこう待ち時間が長くはありませんか?
子どもが活躍する時間は、ほんの少しなんですよね。
そこで、家族が待機する長い待ち時間と、疲れた子どもを迎えて休ませるランチタイムに合わせた場所取りがおすすめです。
写真やビデオは子どもが出る種目の時だけ動き回ったり、決められた場所に三脚を置いて撮影します。
また、自分たちの目でもしっかりと見て応援してあげましょう。
それ以外の待ち時間やランチタイムは、観客席の最前線からちょっと離れた木陰や建物の陰など、直射日光を防げる場所がおすすめです。
あまり人が混みあっていないため、広く場所が取れるという利点もあります。
立ち入り禁止になっている場所もあるので、そういった場所は避けましょう。
園内の「休憩スペース」を最大限に活用しちゃおう!
保育園や幼稚園、また一部の学校では、保育室や体育館などを「休憩スペース」として開放している場合があります。
そういった休憩スペースを最大限に利用して、楽に場所を確保しましょう。
あまり知られていない「休憩スペース」の存在
園内の保育室や教室・体育館などが休憩スペースとして開放されていることは、あまり知られていないこともあります。
配布されるプリントなどにも書いていないことがあるので、事前に園や学校側に「屋内で待機できる場所はありますか」「お昼を食べても良い場所はありますか」と質問しておきましょう。
小さな赤ちゃんがいるお宅や高齢者が見に来るご家庭もあるので、けっこう屋内スペースを開放しているところは少なくありません。
こうした屋内のお弁当を食べても良いスペースにあらかじめ場所取りをしておき、子どもの出番だけ外に見に行くという方法もあります。
一般の小学校などは教室に立ち入ることを禁止していることが多いので、立ち入りを許可された場所以外には入らないようにしましょう。
快適なランチの場所を確保し、子どもの出番だけ外へ
トラック前の最前列にシートを敷くことは、かなり大変です。
中には「前日夜からの場所取りはご遠慮ください」と告知をしなければならない園もあります。
でも、必ずしもトラック前だけがベストポジションというわけではありません。
快適にランチが食べられて、待機できる場所を確保し、写真やビデオを撮る時だけ外に行くという方法もあります。
園によって使ってよいスペースは違うので、不安な場合は園が準備でバタバタになる前日より前に確認しておきましょう。