ステンレスの流し台である家庭は多いですが、どうやって掃除していいか分からなくてお困りではありませんか?
毎日の生活に欠かせない流し台は、常に綺麗にしておきたいですよね。
今回は、くすみや水垢、油汚れなどを綺麗に落とす方法や、日常的なお手入れはどうしたら良いのかというものを紹介したいと思います。
また、手入れはしているのに水垢が落とせなくて困っている方へ、掃除するときのポイントをまとめましたのでご覧ください。
日常的なお手入れの方法
排水口は嫌な匂いがしますし、ヌルヌルとしているのでちょっとお手入れが面倒ですよね。
ですが、放っておくと悪臭の原因にもなりますし、毎日のご飯を作る場所なので衛生的にも良くないです。
使った後は熱湯を流し込み、そのあと洗剤をつけたブラシで綺麗にしましょう。
また、水拭きをしてから空拭きをすることによって水垢を防ぐことができますので、日常時にやっておきたいですね。
あまり知られておりませんが、流し台が常に水っぽいと害虫を寄せつけやすくなるので、これからの蒸し暑い季節は特に注意したいですね。
そして、生ごみがたまるとサルモネラ菌や他の雑菌などが沸きやすくなってきますので、使ったあとはなるべくこまめに掃除していきましょう。
ステンレスの流し台を掃除する時に気を付けること
ステンレスの流し台は、傷がつきやすく頑固な汚れを落とそうと強く擦ってしまうと傷がついてしまうことがあります。
そして、それは錆びの原因ともなり更なる汚れを招きいれてしまうことになりかねません。
どういった所に注意して掃除したらよいか、ポイントをまとめてみました。
1.スポンジや研磨剤は柔らかいものを使う
クリームクレンザーなどを使い、汚れを落とす人も多いですが、その際に気を付けたいのがスポンジの使い方です。
上でお話ししたとおり、ステンレスは傷つきやすいので、スポンジで掃除をする場合はスポンジ自体をラップでくるむなど、工夫しましょう。
また縦にゴシゴシとこするのではなく、円をかくように洗うのがコツです。
そして、スポンジ自体にクレンザーをかけるのではなく、必ず流しにかけて広げるようにしてくださいね。
落ち具合がこれだけでも全然違ってきます。
使いふるした歯ブラシなども使いやすいですよ。
2.塩素系漂白剤を使わない
塩素系漂白剤は一見、効果的なように思えますがこれもよくありません。
水で薄めたものでしたら、多少かかっても問題はないですが、原液の場合は錆びやくもりの原因となってしまいます。
蓄積すると、頑固な汚れとなってしまいますのでなるべく使わないようにしましょう。
また、まな板や食器などを漂白するときなどにもかかってしまいがちなので、気を付けて下さいね。
そして、重曹と混ぜたりしてしまうと化合してしまいますのでとても危険です。
3.お酢を使う場合は甘味料や出汁が入っていないものを
頑固な水垢でもお酢をかけるとピカピカになりますが、甘味料や出汁が入っているものは使えないので注意しましょう。
安価な穀物酢で十分ですので、すし酢などと間違えないようにしてくださいね。
酢はアルカリ性の汚れ(水垢)に効果的なクエン酸が含まれているので、気になる部分にかけて数分置いた後にキッチンペーパーで擦ると綺麗になりますよ。
家庭にあるもので代用できると、節約にもなるので家計に優しくて良いですね。
我が家はお酢が少なくなってきたなぁと思ったら、流し台の汚れを落とすのに使いますよ。
4.汚れに応じた掃除方法を
油汚れや石けん滓には重曹が効果的ですが、水垢のような頑固な汚れは重曹では落ちません。
クエン酸を使っておとしましょう。
クエン酸はかるく水で溶いて、スプレーにすると他の場面でも使えるので便利なのです。
生ごみに振りかけることで、嫌な匂いを抑えたり、まな板にかければ抗菌にもなります。
以上のことに注意してお掃除してみてください。
流しが綺麗になると、料理への意欲も沸いてきますよ!
流しが綺麗だと料理もはかどる?
台所が綺麗というだけで、毎日の家事も楽しくなっていくうえ、快適な生活を送ることができます。
汚れがちな流しですが、日常的に手入れをしておけば清潔な状態を保てます。
ステンレスの流し台はポイントさえ押さえておくと、とても簡単なのでお困りの際は参考にしてみて下さいね。
また、新品のピカピカの状態に戻したい!と言った方はフッ素コーティングをすると良いですよ。
業者に頼まなくてもフッ素剤は薬局やAmazonなどの通販サイトでも手に入ります。
これらはだいたい2~3ヶ月は持ちますので、家庭でも手軽にコーティングすることが出来る便利なグッズです。
水回りの掃除は面倒くさいと思いがちですが、流しの掃除は基本的に汚れを浮かして洗い流すだけなので、実際はとても簡単なのです。
汚れにお困りの方は、是非ともチャレンジしてみてください。