まずはご婚約おめでとうございます。
結婚が決まると新しい人間関係が増えますよね。
相手の両親と良い関係になるか、それともギクシャクした関係になってしまうのか…やはり初めが肝心です。
そんなときにもうすぐ年末年始がやってくるとなると、考えなければならないことが増えますよね。
まず年賀状です。
結婚が決まり、年が明けて入籍をするような場合、婚約の状態で義理の両親になる方への年賀状は送るべきなのでしょうか。
年賀状を送るとしても、「どんなことを書けばいいのだろう?」「マナーはあるの?」といった疑問が出てきますよね。
しかし、婚約者の親と良好な関係をつくるためにも年賀状は大切です。
今回は婚約者の親に対してどんな年賀状を送るといいのか紹介していきたいと思います。
結婚前の義両親に年賀状を送る?
婚約期間中となると、好きな人ともうすぐ家族になるという幸せいっぱいな時期ですよね。
反対に先のことをあれこれ考えてしまって、マリッジブルーになっている人もいることでしょう。
まず結婚というものはふたりのものだけではないということを意識する必要があります。
お付き合いの中でメインは二人の関係になりますが、結婚となると婚約者だけではなくその家族や親戚なども色々な関係が生まれることになります。
ですから、婚約期間中に年末年始を迎えるのはチャンスと思いましょう。
相手の両親も、自分の子供の結婚が決まり、婚約者がどのような人なのか気になっていると思います。
そこに常識のある心のこもった年賀状をもらえると、両親も安心して我が子を任せられるのではないでしょうか。
年賀状1枚でそのような良い印象を持ってもらうと、 これからの関係性も良い影響が出てくるはずです。
婚約中に年賀状を送る際の注意点と書き方
①元旦に届くように準備をする
これは誰に送るにしても元旦に届くようにするのが理想ですが、結婚をしてこれから長い付き合いになる人たちなので特に元旦に届くように気をつける必要があるでしょう。
毎年郵便局が元旦に届くには○○日までに投函してくださいと言う提示がされているため、それまでに出すようにすると安心できるでしょう。
②一言だけでも手書きをする
今ではパソコンなどで年賀状を作成し印刷するだけで簡単に作ることができますが、できれば挨拶文などは全て手書きにしたいところです。
ですが自分の字に自信がないという方もいるでしょう。
なので全て手書きでなくても良いので、住所や定型文などは印刷し、そのあと余白に手書きでオリジナルの一言を添えるだけでもいいでしょう。
新年の挨拶に加えて定型文などを印刷するのであれば、加えて手書きで「これからよろしくお願いします」などと、結婚をする自分たちの挨拶として手書きをすると良いのではないでしょうか。
③丁寧に書く
文字を書くのが苦手という方もいると思いますが、いやいやな気持ちで書いていると読み手に伝わってしまいます。
苦手でも『丁寧に書こう』という気持ちを込めていると、きっと相手にも気持ちが伝わるはずです。
④長い文章にならないようにする
これからの関係性をと思い、つい丁寧な挨拶を長々と書いてしまうかもしれません。
でも、長文になりすぎると文面がごちゃごちゃとした印象になってしまうため、短く簡潔に書くように心がけましょう。
⑤宛名差出人は婚約者に確認する
婚約者の両親は健在で一緒に暮らしているのであれば宛名は連名で書くようにしましょう。
地域や家庭により結婚は結婚する本人達とその両親両家の付き合いと考えている場合もあるため、このような場合は対応が少し変わってきます。
自分の出す年賀状に親の名前を入れることがあったり、もしくは自分の両親にも別に年賀状を出してもらうということもあります。
それぞれ家庭の風習なども違うため、準備をする際にはその家庭の風習をしっかりと婚約者に確認し、それに合わせてするといいでしょう。
風習なども違う家庭が、またひとつの家庭を作り、両家の関わりが長く続いていきますよね。
だから、このようなことはうやむやにするのではなく、きちんとしておくのが良いでしょう。
それがこれから関係を築いていく上で重要になってきます。
まとめ
いかがでしたか。
婚約中という期間はまだ結婚はしていないかもしれませんが、今後結婚をして家庭を築いていくので、それぞれの両家との関わりも必要になってきますよね。
婚約中に年賀状を出すということは、義両親とより良い関係を築いていくためのチャンスと言えるでしょう。
年賀状のマナーや書き方など知って、婚約者の両親にぜひ年賀状を出してみましょう。