秋になり冬が近づいてくると思い浮かぶことといえば、新年の挨拶でもある年賀状ですよね。
近年では年賀状を出さないという方も増えているようですが、全然会うこともない昔の友人や、あまり関わりのない親戚等などにも年賀状を出していると、やめてもいいものなのか?と気になることがありますよね。
長年送ってきた相手であると、やめるのも申し訳ない気持ちにもなりますが、年賀状以外で関わりのないような相手の場合は、50円の付き合いももういいのではないかという気にもなります。
そこでこちらの都合で年賀状をやめてもいいものなのか?
特に親戚ともなると、こちらの都合で辞めて角が立たないのかなどということが気になりますよね。
今回は親戚への年賀状やめたいと思っている方に、どうしたらいいのかまたどうすれば角の立たない止め方ができるのかということについて紹介していきます。
年賀状をやめたいと考えている親戚の方がいますか?
近年では新年の挨拶として、年賀状ではなくSNSなどを使った挨拶をしている方が多くなりました。
親しい友人などであれば気軽に「次からはもう年賀状書かないからね」なんて言うこともできるかもしれませんが、親戚関係ともなるとそう簡単にやめますと言いづらいですよね。
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」などといった礼儀的な新年の挨拶ですが、 そもそもそんなに会うこともないしということで、準備も大変なことからやめたいということもあるのではないでしょうか。
年賀状を親戚に出さないのはマナー違反になるの?
年賀状をやめる方法として、いくつかパターンがあると思います。
- 相手から年賀状が届いても、こちらは出さずに自然消滅を期待する
- 今回の年賀状で最後にしますということを書いて年賀状のやり取りを終わりにする
- 事前にメールやハガキや手紙などで、今回から年賀状出さないということを知らせておく
このようなパターンに分かれるのではないでしょうか。
年賀状は受け取り拒否をすることができるということもありますが、そんなことをするのは親戚に対して失礼になるためそれはしない方がいいでしょう。
親戚と言っても普段は会うこともなく連絡も取り合わないが、たまに親戚一同が集まる場面があるのに年賀状が来ても返さない、というのは大人として失礼にあたります。
何年も年賀状でやり取りをして、お互いが元気で過ごしているということが確認できるような年賀状であれば、急に年賀状を出しても返信が来なくなると余計な心配をさせてしまう可能性もあります。
そのため親戚に年賀状を送るのやめるのであれば、相手から年賀状が届いてもこちらから送らずに自然消滅を期待するというのは難しいでしょう。
年賀状をやめたいときは、今年で最後にすると言う文面を年賀状に書いて終わりにするか、事前にメールやハガキ手紙などで年賀状は出さないと知らせておくといいですよ。
その中でも、親戚に年賀状を出すのをやめるために角が立たないようにするには、今年で最後にするという文面を年賀状に書いて終わりにするのが一番角が立たない終わり方ではないかと思います。
年賀状をやめると宣言するときのポイントとは?
親戚に年賀状送るのやめたいということについて、一番角が立たない辞め方として今年で最後にするという文面を年賀状に書いて、最後にすると良いというお話をしました。
そこでポイントなのですが、ただ年賀状は来年からはやめますというだけでは、もしかすると相手に不快な思いをさせてしまうかもしれません。
これで円満!最後の年賀状に書くべきこと
・年末が忙しいということを説明をしたり、高齢の方であれば年賀状の準備が大変になってきたということを説明しましょう。
・親戚の中で年賀状を辞退しているところと辞退していないところに別れてしまうと、話が周りに回って辞退されたところは不快な思いをする可能性gあります。
そこで、全員に年賀状を辞退しているということを記しておくと、「自分だけの年賀状をやめたのでは?」と誤解させないようにできるでしょう。
・年賀状をやめるということは今後の付き合いを断絶するというわけではない、これからも良い付き合いをしていきましょうということを、絶対に外さないで書いておくのがいいですよ。
このように年賀状をやめるときは、相手に不快な思いをさせないようにするためにも、文面にしっかりと記入し、円満に年賀状辞退をするようにするといいでしょう。
まとめ
現代では年賀状を毎年たくさん出しているよ!という方も少なくなってきています。
簡単に携帯電話などで連絡を取り合うようになってきた世の中なので、これまで年賀状でやり取りを続けていた方もそろそろやめたいなと考える方も多いのではないでしょうか。
年賀状のやり取りをやめること自体はマナー違反ではなくても、突然辞めてしまうと角が立ってしまうこともあります。
円満に辞められるように、こちらをぜひ参考にしてみてくださいね。