子供の頃から一度はシャボン玉で割れないシャボン玉を作りたいと思いながら遊んでいた方も多いのではないでしょうか。
現在では自由研究のテーマなので割れないシャボン玉を作ることが人気でもありますが、その中でも簡単にできる方法として、お砂糖を使うという方法があるようです。
なぜ砂糖だけで割れないシャボン玉ができるのでしょうか?
今回は砂糖を使って割れないシャボン玉を作ることができる理由について紹介していきたいと思います。
目次
シャボン玉液に砂糖を入れると良い?割れにくくなる理由は
「シャボン玉とんだ~屋根まで飛んだ~」と、 シャボン玉の歌にはありますが、実際に屋根まで飛ばそうと思うと、なかなか難しいものですよね。
シャボン玉を屋根まで飛ばすためには割れないシャボン玉を作らなければ、屋根まで飛ばすのも難しい上に、なかなか割れないシャボン玉を作ること自体が難しいことです。
絶対に割れないということは言えませんが、割れにくくする方法はたくさんあります。
その方法の一つにシャボン玉液に砂糖を加えるという方法があります。
シャボン玉液は洗剤を水で薄めて作ったり、市販でシャボン玉液を購入したりしてシャボン玉で遊ぶのを楽しむと思いますが、お砂糖を混ぜると性質が変わり割れにくくすることができます。
なぜ砂糖を入れると割れにくくなるのかと言うと、お砂糖は水に溶かすと水の粘性が増します。
そのため幕が強くなり割れにくくしてくれるのです。
水飴をイメージしてみてください。
するとなんとなく伝わるのではないでしょうか。
お砂糖で割れにくいシャボン玉が作れるということは、 はちみつやガムシロップなどを混ぜるのも効果があるといえます。
昔は粘性を高めるために松ヤニというものが使用されていたようですが、現代ではどの家庭にもあるであろうお砂糖で十分代用ができるため、誰でも簡単に割れにくいシャボン玉を作ることができます。
シャボン玉が割れてしまう理由とは?
シャボン玉はすぐに割れてしまうというイメージがありますが、せっかくできたシャボン玉はなぜ割れてしまうのでしょうか。
シャボン玉が割れてしまうのは、主に空気中にある埃や塵がシャボン玉の膜にぶつかってしまうことや、シャボン玉に含まれている水分が蒸発してしまうことが原因とされています。
そこで、割れにくいシャボン玉を作るために簡単な方法として、液にお砂糖を混ぜるという方法を紹介しました。
しかし、お砂糖を入れたからといって絶対に割れないシャボン玉ができるわけではありません。
それでも少しでも長い間シャボン玉が飛んでいくのを見るには、空気のきれいな場所で膨らませたり、寒い場所で膨らませると割れにくくなるとも言われています。
シャボン玉は子供たちの中でもどっちが長く膨らませたまま飛ばせることができるかなどと競って遊ぶこともあるかと思います。
何は割れてしまうシャボン玉でも、少しでも長く膨らんだまま飛ばすためには、シャボン玉液にお砂糖などを混ぜたり、シャボン玉を膨らます環境などを考えながら試してみるといいですね。
上でもお話ししたように、 割れにくいシャボン玉が作れるのか?という自由研究などの課題に取り上げられることもあることから、自由研究などで実践してみると色々な発見ができることでしょう。
まとめ
子供達が大好きなシャボン玉遊び。
たくさん膨らませてたくさん飛ばして、すごく楽しんでいますがすぐに「割れちゃった~」などと残念がったりする姿も見られますよね。
少しでも膨らんだシャボン玉が飛んでいく様子を楽しむためにも、 お砂糖を入れたシャボン玉液を使ってみたり、シャボン玉を飛ばす環境を変えてみるなどして、割れないシャボン玉を作ってみてはいかがでしょうか。
また、自由研究などでもお砂糖を使ったシャボン玉液と、普通の何も入っていないシャボン玉液で比較してみたり、環境を変えるなどしてシャボン玉の割れにくさなどを比較してみるのもいいでしょう。
是非参考にしてみて、楽しいシャボン玉遊びをしてみてくださいね。
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