あなたは、温泉は好きですか?
旅館などだけではなく、温泉施設の銭湯などいろいろな施設があり、身近で温泉に浸かることが出来るようになってきました。
ところで、温泉に入る時のマナーに自信がありますか?
中には、え?と思うような、マナーとしてははっきり分からなくても、こんな人が入るのは嫌だと思うような、非常識な人も居たりします。
せっかくの温泉、嫌な気持ちにならないため、知らないうちに嫌な気持ちにさせないために、一度温泉に入るマナーを知り、楽しく入るようにしましょう。
今回は、温泉へ楽しく入るためのマナーをご紹介していきます。
7つの温泉入浴マナー!守って楽しく入浴しよう
- 長い髪が湯船に浸からないようまとめる
- かけ湯はしっかりする
- 洗い場で場所取りなどしない
- 温泉に浸かるときは、湯尻からはいる
- フェイスタオルはバスタオルなど、湯船に入れない
- 浴槽に入ったら体をこすったりしない
- 脱衣場に行く前にしっかり拭く
このようなマナーがありますが、いかがでしょう?
これは知っているけど、これは知らない!などあると思います。
では、一つ一つ説明をしていきますね。
髪の毛をまとめる
女性は髪の毛は命と言われるように、ロングヘアの方もたくさんいらっしゃると思います。
髪の毛の長い方は、そのまま湯船に浸かってしまうと、髪の毛が湯船に浸かってしまいますよね。
温泉に入浴する時には、まず頭や体も全部洗ってから入るとは思います。
しかし、髪の毛が湯船に浸かっていたり、お湯に髪の毛が浮いていると、不衛生に感じてしまいます。
そのため、髪の毛は浸からないようまとめて入るのが常識です。
かけ湯をしっかりする
かけ湯は何の為かご存知ですか?
かけ湯をする目的は二つあります。
まず、温泉にいきなり入ることによる心臓への負担や血圧上昇を防ぐため、心臓から遠い部分からかけ湯をし、温泉の温度を体に慣らすためです。
そして、衛生面の為でもあります。
体や頭を洗って入るとしても、しっかり最後にかけ湯をすることで体に残っている汚れなどを流すためです。
温泉で体調不良で倒れてしまうのは大変危険です。体への負担を考慮し、かけ湯は必ずしましょう。
場所取りをしない
数人で一緒に入る時など、隣同士になろうとまとまって場所確保したり、すぐ洗ったり出来るように洗い場に荷物を置いたりして場所取りをするのはやめましょう。
多数の人が使うので、限られた洗い場では譲り合いを心がけましょう。
湯尻から入る
こちらはあまり知られていないかもしれませんね。
湯尻というのは、湯口というお湯が浴槽に注がれる場所から一番遠く、湯船からお湯が溢れて出ている所です。
湯船の中では一番汚れていて、温度が低いところです。
湯口の方から入るのは、先に入っている人に失礼にあたります。
心臓への負担も考え、湯尻から入るのがマナーです。
そして、浸かってから徐々に湯口の方へ移動しましょう。
体をこすらない
体を洗っていたとしても、体をこすると垢が出そうな感じがしませんか?
万が一、垢が湯船に浮いていたら気持ち悪いですよね。
周りに不快な思いをさせてしまうのでやめましょう。
タオルはつけない
見た目は綺麗でも、タオルには雑菌がついています。
お湯を汚してしまうことから、湯船やお湯が行き来する浴槽の淵などに置くのはやめましょう。
あがる際にはタオルで拭き取る
濡れた足元は滑りやすく、不潔感があります。
温泉をあがり脱衣場に行くまえに固く絞ったタオルで、体を拭いてでます。
これには、脱衣場を濡らさないだけではなく、湯冷めの防止効果もあります。
不快な思いをさせない、湯冷めしないために持ち込んでいたタオルをしっかり絞って、全身を拭きましょう。
まとめ
いかがでしたか?
なんとなくやっていたことにも、いろいろな意味があると分かりました。
温泉には心も体も気持ちよく入りたいものです。
お互いが不快な思いにならないように、マナーを知り楽しく入れるようにしましょう。