初めての保育園の運動会!子どもはもちろん、親も緊張しちゃいますよね。
そこで、忘れ物がないように持ち物をチェックしてみましょう。
運動会の必需品と、持っていくと便利なアイテムに分けてご紹介し、最後にチェックリストも掲載しました。
忘れ物がないか確認に使ってくださいね。
保育園の運動会に持っていく必需品
まずは、忘れてはならない必需品をチェックしていきましょう。
前日では遅いですね。
少なくとも1回は土日をはさんだ1週間前には準備をスタートしておきましょう。
レジャーシート
待機場所や休憩場所・お弁当を食べるスペースが他にない場合、どうしても園庭に場所取りをしなければなりません。
ビデオ撮影をする場合も場所確保が必要ですね。
レジャーシートは2種類持っていくと、便利ですよ。
- 場所確保用の大きめで薄いもの
- 座るための厚手シート
まずは、場所を確保するための薄手シートを広げます。
大きすぎたらたためばよいので、人数が座れるくらいのものを敷きましょう。
お弁当の時間になると、かなりのスペースが必要になります。
後述しますが、アウトドア用の小さなテーブルを広げてみて、その周囲に家族が座り、荷物も置けるくらいのスペースを確保しましょう。
四隅が杭で固定できるものなら、風であおられても心配ありません。
杭のないタイプなら、四隅にクーラーボックスや大き目のトートバッグ・靴などを置いておきましょう。
厚手のシートは、実際に家族が座る場所に敷きます。
薄手のシートだけだと、小石や雑草などでお尻や脚が痛くなることもあります。
最近はかなり厚手のシートも販売されているので、腰が悪い家族がいる場合などは座り心地のある程度よいものを選びましょう。
アウトドア用バタフライレジャーテーブル
アウトドア用の「バタフライレジャーテーブル」という、おままごとに使うような可愛いテーブルがあります。
折りたたむと、とってもコンパクトになり、収納場所にも困りません。
お値段はだいたい1000円~1500円ほどとかなりお手頃です。
さらにカラフルなのでパッと見て「我が家のものだ」と分かりやすく、カップホルダーもついています。
荷物を場所取りのために置いておくと不安…という方は、マジックで大きく名前を書いたバタフライテーブルを置いておくと安心です。
椅子や座布団
祖父母が見に来てくれるときや、腰があまり良くないパパママは、アウトドア用の椅子や座布団などを用意していくと、腰に負担がかかりにくくなります。
ただ、とても狭い園庭の場合や人数が多い場合、椅子は前列で使用できないかもしれません。
涼しい木陰などに設置し、子どもの出番の時だけ前席に見に行くと良いですね。
飲み物・紙コップ
たとえ運動会が午前中に終わっても、飲み物は用意していきたいものです。
短時間で終わるなら、ひとりにつき一本ペットボトルや水筒を用意していくと良いでしょう。
甘いジュースやスポーツドリンクだと、余計にのどが渇くこともあります。
麦茶などカフェインを含まない無糖の飲み物と、熱中症対策タブレットなどを合わせて持参すると良いでしょう。
大きなペットボトルと紙コップを持参する場合、紙コップには事前に家族の名前を書いておくと混乱しません。
子どものコップはマステなどで可愛くデコってあげましょう。
風が吹いて倒れたり、砂が入ることもあるので、ひとりにつき2個持っていくと安心ですよ。
クーラーボックス
飲み物を冷やしておくだけでなく、ウェットティッシュやおしぼり・おやつ・熱中症対策のシートやグッズなどを冷やしておくと、暑い日に役立ちます。
もともと凍らせて販売しているペットボトルなどを持参し、保冷材代わりに使うという方法もあります。
また、クーラーボックスによっては、フタ部分が簡易的なテーブルに変わるものもあります。子どもが多い方、見に行く家族が多い方などは、クーラーボックスも必需品ですね。
ティッシュ・ウェットティッシュ
ティッシュやウェットティッシュなどは、小さな子どもとのお出かけには絶対に欠かせませんよね。運動会の場合も同じです。
ティッシュは箱ティッシュサイズでビニール袋に封入されているタイプだとかさばりませんし、箱がつぶれません。
タオル・おしぼり
乾いているタオルとおしぼりは両方持っていきたいですね。
おしぼりはクーラーボックスに入れて冷やしておくと、熱中症気味の時など役立ちます。
乾いているタオルは、薄手の物の方が吸水が早く扱いやすくなります。
赤ちゃんの下に敷くものなどは厚手にしましょう。
ビニール袋
ゴミ入れや汚れもの入れなど、あらゆるシーンでビニール袋は役立ちます。
汚れたシートを綺麗にたたむのは大変なので、ビニール袋につっこんでしまい、家で洗えば帰りがけにもたつかずにすみます。
ビニール袋はスーパーの買い物袋の大きめなものがおすすめです。
ほかには、大き目のエコバッグなども役立ちますよ。
おやつ
お昼がある場合もない場合も、ゼリーやグミなどちょっとしたおやつを持っていくと下の子をなだめる時や、帰りまでにちょっと時間があるときでも助かります。
家に帰るまで、またお昼を食べるまでに疲れ切ってぐずってしまう子どもに待っていてもらう間も、ちょっとしたお菓子があると子どもに辛い思いをさせずに済みます。
カメラ・ビデオ・三脚とそれぞれの充電
カメラやビデオを忘れてしまうご家庭は結構多いんです。
私もカメラを忘れたママの子どもの写真を撮ってあげたことが何度もあります。
カメラやビデオは前日の朝から充電をはじめ、充電が終わったら予備のバッテリーと一緒に持ち物の中に入れておきましょう。
当日の朝はバタバタします。三脚もお忘れなく。
日傘など日よけになるもの
日傘や扇子、帽子など日よけになるものを持っていくと良いですね。
大きなパラソルやタープは園で禁止されていることもあります。
事前に園へも持っていってもよいか、どこなら設置してもよいかを問い合わせておきましょう。
お弁当
お弁当は、子どもの食べやすさと傷みにくさが大切です。
保冷バッグやクーラーボックスに保冷材代わりの冷凍飲料とともに入れて傷みから守りましょう。
取り分け皿は、小さな子どもの場合深皿の方が使いやすいでしょう。
またフォークを用意すると安全に、あまりこぼさず食べてもらえます。
ボロボロこぼす場合は子どもの下にだけ新聞紙などを敷き、膝にタオルをかけて食べさせます。
あとは新聞紙を畳んで持ち帰り捨てれば、レジャーシートがベタベタに汚れずに済みますよ。
あると便利!困った時のお助けアイテム
必ず持っていく必要はないけれど、保育園の場所によって、また保育園の対応によっては持っていった方が安心というものもあります。
そんなお助けアイテムをご紹介します。
冷却シート・熱中症対策グッズ
暑くなると、子どもの体は小さいのであっという間に熱中症のような症状になってしまうこともあります。
暑くて参っているかもしれない、と感じたら、すぐに冷却シートや熱中症対策グッズで体を冷やしてあげましょう。
先生もできるだけ水筒の水分を摂るように指導してくれますが、舞台裏はバタバタでひとりひとりの子どもにまで手は行き届きません。
待機中も定期的に子どもの様子を見て、少しでもおかしいかも?と感じたら先生を待たずに早めに処置してあげましょう。
いきなり冷却シートなどが登場すると先生もビックリするので、処置をしたあとは先生に「暑さで参っているようなので対処させていただきました」と一言かけておくと良いですね。
虫よけ・虫刺されの薬
園庭に植物が多い園や、周囲を田んぼや森林に囲まれている園などは、虫がとっても多い…なんてこともあります。
子どもが登園する前に、スプレーやパッチなどでしっかり虫よけ対策をしてあげましょう。
また万一虫に刺されてしまった時のために、虫刺されの薬を持参しておくと安心です。
赤ちゃんは使用不可の虫よけが多いので、下の子も虫よけをしたい場合は月齢にあったものを選びましょう。
子どもの着替え一式・おむつ
子どもの体操服や着替え一式と下着、おむつが外れていない場合はおむつも一式用意していきましょう。
お尻拭き・汚れた服やオムツ入れ用の不透明ビニール袋も準備していくと良いでしょう。
初めての運動会だと、子どもも緊張しています。
いつもはとっくにトイレトレーニングが終わっている子でも、緊張のあまり粗相をしてしまうことがあります。
また、具合が悪い訳でもないのに、緊張からいきなり吐いてしまう子もいます。
具合が悪いのに言えずに無理をしていることも。
基本的に園の先生が対応しますが、てんてこ舞いで手が回らないこともあります。
そんな時、スムーズにママが集団から離して処置をしてあげれば、子どものつらい気持ちを長引かせず、先生にも負担をかけずにすみます。
粗相をしてしまうと、子どもは大ショックですよね。
お友だちの前ならトラウマになってしまうこともあるでしょう。
ササッとママが連れて出て着替えをしてあげれば、みんなの注目を浴びずに事態を流すことができますよ。
下の子用のおもちゃ一式
一緒に連れてきた下の子が運動会に飽きてしまいそう…
そんな時は下の子用のおもちゃや絵本などを持参しましょう。
園庭にある遊具で遊べるなら時間もつぶせますが、危ないので立ち入り禁止になっている園も結構多いんです。
また後述しますが、どうしても大人しく待っていてくれないな…と不安になったら、園の保育室を一部屋、小さな子の休憩スペースとして開放してもらえるよう、園と交渉してみましょう。
キャリーワゴン・キャリーカート
運動会というと、どうしても荷物が多くなってしまいます。
下の子がいるとますます荷物運びは大変ですよね。
そんな時に役立つのが、キャリーワゴンやキャリーカートです。
アウトドア用の台車で、キャリーワゴンは荷台がついています。
かなりの大容量ですが、操縦に多少コツが必要なものもあります。
キャリーカートは、キャリーバッグのバッグ部分を取り払ったような形状です。
荷物を台の上にくくりつけ、キャリーケースのように片手で持ち運べます。
保育園の運動会でそこまで必要?と思われるかもしれませんが、普段のお出かけやアウトドア遊び・小学校・中学校の運動会でも大活躍してくれます。
キャリーワゴンは8千円前後、キャリーカートは2千円ほどで販売されています。
荷物の持ち運びで苦労しそう、と感じたら用意しておくと便利ですよ。
保育園によって全然違う!開催時間と負担の大きさ
保育園の運動会は、園によって開催時期も時間もまちまちです。
夏前に行う所と、秋の初めに行う所がありますが、いずれもちょっと暑い季節ですよね。
園によって事情はまったく異なります。
そうなると持っていくべき必需品も少し変わってくるので、その点を考慮しておきたいですね。
お弁当が必要ある園・持っていかなくてもよい園がある!
保育園の規模によって、運動会の開催時間も違いが出てきます。
子どもが少ない場合は午前中で終わってしまう事もあります。
逆に非常に多い場合、午前中クラスと午後クラスに分けて開催することもあるようです。
先生は大変ですが、子どもとパパママは基本的に半日で終了します。
ただ兄弟で通っていて、どちらかが午前中、どちらかが午後となるとやはりお弁当が必要になりますよね。
もしくは一度家に帰ってお昼を食べるなど、効率を家族で考えてみてくださいね。
午前中や午後だけで終わると、お弁当を食べる必要がない園もあります。
お弁当が必要ない園は、短時間で終わるため親も子どもも負担が少ないという利点があります。
赤ちゃん・幼児の下の子を、一緒に連れて行かなければならない時
下の子が生まれて間もない赤ちゃんの場合は、託児に預けたりベビーシッターさんにお願いするなど、無理をせずにお留守番してもらうという方法もあります。
どうしても一緒に連れて行かなければならない場合は、園側にオムツ替えや授乳スペースが確保されているのか、事前に確認しておきましょう。
暑い時期、ずっと赤ちゃんを炎天下に居させることは危険です。
もし休憩スペースがない場合は、赤ちゃんのいるママ友で意見をまとめて、園側に休憩スペースを確保してもらいましょう。
保育室を一部屋開放してもらうだけで、赤ちゃんを休ませることができます。
アフガンやシートを余分に持っていけば赤ちゃんも自由に動けますよね。
上の子が競技に出る時間だけ、赤ちゃんを連れて外に応援に行き、終わったら戻るという方法なら、赤ちゃんにもママにも負担がかかりません。
また上の子にも寂しい思いをさせずにすみますよ。
もう一度忘れ物がないか確認して!チェックリスト
それでは、最後にもう一度忘れ物がないか確認しましょう!
・必需品リスト
□レジャーシート
□椅子や座布団
□飲み物・紙コップ
□クーラーボックス
□ティッシュ・ウェットティッシュ
□タオル・おしぼり
□ビニール袋
□おやつ
□カメラ・ビデオ・三脚とそれぞれの充電
□日傘など日よけになるもの
□お弁当
・便利グッズリスト
□冷却シート
□虫よけ・虫刺されの薬
□子どもの着替え一式・おむつ
□下の子用のおもちゃ一式