トイトレを始めると便秘になってしまう子は多いです。
お腹が張るので、おむつでしても良いよ~とお母さんが言ってもなかなか聞いてくれないこともありますね。
これはうんちイコール痛いという認識がついてしまったせいでしょう。
お子さんの体質によっては、どうしてもうんちが硬くなってしまう事もありますので、お母さんは心配しすぎずに落ち着いて対応してください。
下剤などをもらうこともあるでしょうが、うんちイコール痛いと思ってしまうと、また繰り返し便秘になってしまいます。
今回はトイトレをスムーズに行うための、便秘予防やなってしまったときの対応策などをいくつか紹介させていただきます。
子供の便秘の原因は?緊張感を取り除いてあげよう!
おむつの時には普通にうんちをしていたけども、トイトレをしてから便秘になってしまったお子さんの場合、トイトレが怖くなっている可能性があります。
うんちやおしっこはトイレでするものと分かっていても、まだ慣れないトイレが恥ずかしかったり怖かったりするのです。
そういった緊張がうんちを我慢するという行為へと変わってくるため、便秘気味になってしまうのです。
なので、お母さんはまずは子供と一緒にトイレへ行き、見守ってあげることが大事です。
「ママがいるから大丈夫だからね~」「ゆっくりでいいからお腹にふーんて力入れてごらん」など、声をかけてあげると子供は安心感から自然とうんちをするにはどうすればいいかな、と考えるようになっていきます。
もしも便秘になってしまったら?対処法は?
便秘でお腹が張ってしまうと、食欲も落ち腹痛を訴えることがあります。
そんな時は以下のことを試してみましょう。
・マッサージ
子供を横にしてお腹をさわると、硬いものがあるのが分かると思います。
お子さんにも「ここにうんちいるよ~」と触らせてあげて、おへそから下の方へむかって撫でてあげましょう。
自分でもうんちが溜まっている事が分かると、お子さんも頑張る力が沸いてきます。
円をかくよりも、下に撫でる方が便秘のときは排便がしやすくなります。
・便座の上に座らせる
おまるなどは前向きのため、力が入りずらいものです。
そんな時は力を入れやすくするために、便座に座らせてみましょう。
徐々に力の入れ方を覚えて、自然と座ってできるようになりますよ。
・食物繊維の多い食べ物や乳酸菌飲料を与える
ヨーグルトやりんごなど、お腹に良い食べ物を与えてみましょう。
便が柔らかくなるので、出やすくなります。
お子さんによってどんな物が良いかは違いますので、食べられるものを与えましょう。
便秘は一度なってしまうと慢性化してしまいがちです。
トイトレに役立つうんちに関する絵本もあるので、一緒に読んでみるのも効果的ですので試してみてくださいね。
トイトレが始まったら便秘に注意!日ごろから様子を見て気を付けよう
腸の動きをよくするために、日ごろから運動させる癖をつけておくとトイレに行く時間が決まってくるので、良いですよ。
生活リズムをつけることが大事で、うんちの様子も見てあげてくださいね。
コロコロとしたうんちが出るようだったら、食物繊維の多い食べ物をあげるなどして早めに対策しましょう。
トイトレは根気のいるものですが、お母さんが見ていてくれるという安心感があれば、お子さんも頑張れますよ。
ゆっくり見守ってあげてください。
そして、どうしても便が出てこない!という場合は病院などで整腸剤や浣腸などを処方して貰いましょう。
トイトレはお子さんにあった方法をとって進めていった方がスムーズにいきそうですね。
もし困った時は、トイレの中での座り方や、食べ物や運動など、違う方法を試してみてください。