中学受験をする時、母親の協力は必要不可欠な部分があります。
私が住む地域は塾の送迎がないと通えないので、送迎やお弁当、定期的な懇談や保護者会、5.6年には学校見学会。盛りだくさんです。
仕事をしているお母さんにとって、これは大問題。
6年だけ仕事をセーブしたり、一旦退職するお母さんを沢山見てきました。
反面、仕事を辞めずできる限りの力尽くしをしているお母さんもいました。
共働き家庭での中学受験、お母さんの負担は大変なものと思います。
しかし現実的に仕事をしないといけない、辞められない人もいます。
お母さんが仕事をしている家庭の中学受験についてお話ししようと思います。
中学受験のための塾の選び方!チェックすべき3つのポイント
ライフスタイルはもちろん、子供に合うか合わないかも重要になってくる塾。
塾といっても全国大手から地域大手、個人などあり、その中でも学習形態がマンツーマンもあれば集団もあります。
私立中学受験塾は基本的に能力別クラスの集団塾。
プラス、苦手科目の個別塾や家庭教師をつける人もいます。
今回は圧倒的多数集団塾に通塾するとした時、働くお母さんがチェックすべき3つのポイントをお話ししますね。
①塾の開始時間と終了時間
自転車や電車で通える子でも、時間から考え食事はお弁当なのか、帰宅後なのか、変わるところ。
共働きお母さんなら、帰宅後食事の方が楽ではないかと思います。
3年生あたりから始まるとして、4年近く続きます。
お母さんが楽するために決めるのではなく、子供が快適な受験勉強環境になるため、お母さんが力尽きない様にする手段です。
お母さんのパワーありきの受験といって過言ではありません。
自分自身の気力、体力が持続する塾を選びましょう。
②宿題の量と親に求める内容
こちらは塾によりかなり違ってくるところ。
更には塾内の科目や先生により要求も違ったりするんで、在塾中の知り合いなどがいたら科目別に聞いてもいいと思います。
宿題は基本、驚く程多いです。
これが最近の塾のスタンダード。
何年生になっても、小テスト勉強をしたかの確認や宿題チェックくらいして当たり前みたいな空気出す、はっきり言う塾があります。
私はこのような塾はおすすめしません。
塾のことは、塾と本人で完結する様に導くべきで、お母さんは健康面のサポートや授業料、時には壁にぶち当たり泣いたり、やめたいと言う気持ちを受け止めてあげることが役割と私は個人的に考えています。
ですから、塾でチェックしたらいいだろうことを要求してくる先生ってプライドがないのかな、と思ってしまいます。
気持ちに余裕がある時、小テストやノートを見て感じた事、叱咤激励は有りだと思います。
特に平日、流れるように早い時間の中で子供の勉強の捗り具合をしっかり把握するなど無理です。
過度な要求ある場合、親子で考えましょう。
③子供の安全に配慮している
最近は当たり前の様に入室カードがあり、我が子が入室したらメールに届くシステムがあります。
残業で、塾に行ったのか、無事到着したのかわからない時に大変安心のサービスと思います。
息子が通っていた塾は駅から1分の様な場所でしたが、それでも手が空いた先生が引率し、改札に入るまで見届けていました。
一時期塾の近くに住んでいたんですが、授業後の質問などで23時前帰宅が6年生になるとありました。
そんな時はやはり心配で、私も玄関を何度も見に行ってしまいます。
徒歩5分くらいですが、小学生が歩いていていい時間帯ではないですよね。
そんな時は必ず残っていた先生が送り届けてくれました。
親の心を読んで、更に子供の安全第一に考えてくれる塾ならば、安心して仕事もできると思います。
とことん身体優先!お母さんの心のゆとりが合格を左右する
疲れてしまうと、家事する気が起きません。
でも、専業主婦の〜ちゃんちは、受験生に対してバランス良い食事を心がけてるわ。
こんな風に比べて落ち込むなら外注に限ります。
また、共働きですからお父さんも大事な子供の受験が控えているなら進んで家事分担するはずです。
全てお母さんが背負いこむ話ではありません。
よく、中学受験は母親の力が何割といった話を聞きますが、それはやはり子供にとって母親の存在が大きいからで、だからこそ笑顔のお母さんがいいんです。
気になりながらも仕事がやめられないことくらい、子供は理解しています。
中学受験は教え手の質と何より本人次第です。
まとめ
共働きだから子供に対して協力できていないなんて気に病む必要はありません。
しっかりチェックしたいのに、それが叶わないでイライラするお母さんもいると思います。
サボってないか、本当にちゃんとしているかなど。
子供ですからサボることもありますし、嘘をつくこともあるでしょう。
どんな環境下でも、自分で丁寧に学び、乗り切る力がこれから社会に求められていく事ですから、それらを早期にできると前向きに考え、子供さんの合格をできる限り「サポート」してあげてくださいね。