お中元、お盆、お彼岸、お歳暮など、毎回何にするか選ぶのは大変ですね。
何だか、毎年同じようなものを送っている気がします。
もしかして、相手は同じようなものをもらって、本当は困っていないかしら。
そう思うかもしれませんね。
思い切って、お彼岸のお供えにお金というのは、どうなのでしょう。
お金では、常識が無いと思われないか心配ですか?
もし、お金でも良いのだったら、金額はどのくらいにするのでしょう。
気になりますね。
お彼岸のお供えに、お金でも良いの?
私の場合は、お供えがお金でも、ありがたくいただきます。
安心してくださいね。
常識が無いなんてことは、ありません。
品物と比べてどうかと言われると、迷ってしまいます。
ここだけの話、品物にもよります。
もらう立場で、あるいはもらった経験から、考えてみればわかります。
「あ、このお菓子、別の人からもらったばっかりだわ」
「フルーツを続けてもらっちゃった。痛まないかしら」
もちろん、いただいたことはありがたいのですが、少し複雑な気分になったりします。
顔にがっかりした感じがでないように、気をつけたりすることもありますよ。
いけませんよね。でも、正直な気持ちです。
お金をお供えしてもらえるのは、ありがたいと思えることも良くありますよ。
堂々とお供えしましょう。
お金が良いなら、商品券はOK?
お彼岸のお供えに商品券というのは、私はあまり聞いたことがありません。
でも、最近では、お花の商品券をお供えすることもあるそうですよ。
なるほどなと思いました。
お花は、日持ちがしませんよね。
一度にたくさん持ってこられたら、困ってしまいます。
けれど、お盆やお彼岸にはお花はつきものです。
ここで、お花の商品券の登場ですね。
次回買うときに使ってもらえるので、案外喜ばれるかもしれません。
お供えする金額はどのくらいが良い?
高過ぎても安過ぎてもよくないです。
具体的にはどのくらいの金額なのでしょう。
一番良いのは、3,000円か5,000円ですね。
一応、奇数が良いとされていますから、どちらかがおすすめですよ。
4,000円をわざわざ包む人は、そういないとは思いますけれど・・・
お供えの現金はどうやって包むの?
包むとき、お香典みたいに、古いお札を用意しないといけないのでしょうか。
お彼岸のお供えの場合は、新札でも大丈夫ですよ。
お香典は、なぜ古いお札を包むのか知っていますか?
予測していなかったことが起きたから、あわてて来ましたよ、という意味ですよね。
お彼岸は、予定していることですから、新札で良いのです。
包むときは、白黒の水引の結びきりが描かれた不祝儀袋を使います。
地域によって、差がありますから、念のため確認してくださいね。
表書きは「御供」とか「御供物料」とします。
最初から不祝儀袋に書かれているものもありますよ。
食事にお呼ばれすることが事前にわかっているとき
たまに、食事のお誘いを受けることがあります。
お料理は、よそから取り寄せることも多いと思います。
そうすると、3,000円だと、気が引けてしまいますね。
事前にわかっているときは、もう少し多めにしましょう。
現金を多めにするのでなければ、お菓子も持っていくという方法があります。
でもそうすると、また選ぶのに悩んでしまいますね。
現金を多めにするのが良さそうです。
まとめ
お彼岸に現金をお供えすることは、非常識なことではありません。
安心してお供えしましょう。
金額は、無理のない範囲ないで用意しましょう。
包むときは、間違えないようにしてくださいね。
お彼岸にお供えした現金は、最後には訪問したお家の人が使います。
けれど、お供えするのは、誰に対してでしょう?
お仏壇でお参りする人ですよね。
あるいは、多くのご先祖さまだったりします。
もしも、最近お亡くなりになった方をお参りするなら、お供えする前に、ひと言添えましょう。
「○○様のお好きだったものを買うときの、足しにしてください」
訪問された人は、あらためて、ありがたいと思うことでしょう。