最近お友達が習い事を始めたみたい…という話を耳にすると、まだうちの子は早いよなと思いながらも、すこし焦る気持ちがでてきますね。
我が家でもそのような時期があり、特に上の子の時は焦る気持ちが大きかったことを思い出します。
でもやっぱり、始めるなら早いほうがいいんじゃないの?と考えますよね。
本当にそうなのか、色々考えてみましょう。
幼児の習い事の必要性は?とりあえずやらせたほうがいいの?
習い事の必要性について考えた時、「何が目的で通わせるのか」が一番大きなポイントになります。
お友達が通い始めたからとりあえず行かせる、遅れたくない、乗り遅れたくないから、何かやらせておけば安心だからという理由では、長続きしないことが多いです。
我が家の上の高校生の娘は、3歳から15歳まで音楽教室に通っていました。
音楽教室に行かせ始めた理由は、当時は特に音楽の早期教育をさせたいという気持ちはなく、子供が引っ込み思案すぎて、新しいお友達をなかなか作れなかったので、子供の大好きな音楽の教室でお友達が作れたら自信になるのではないかという理由からです。
当初は集団でやるリトミックが中心だったので、楽しく参加出来て、時間は大分かかりましたが、教室でお友達が出来ました。
そのお友達とは長い間同じ教室に通い、今では親抜きでも連絡を取り合える仲となり、習わせた当初の目標「お友達をつくりたい」は達成できました。
副産物として、音楽性が身につきました。これはラッキーでした。
今は学校で吹奏楽部に入っていて、毎日楽しそうです。
習い事をさせる前にまず、その習い事でなにを身につけさせたいか、目標とするかをしっかり決めてから習わせるようにしましょう。
やらせたほうがよさそうだから、とにかくなんでもやらせてみるというのは、目標が明確でない分、長続きしません。
習い事が辛くて泣く!もうやめさせようかなと思ったときに考えること。
習い事をいざ始めても、上手くいかなくて泣いたり嫌がったりすることもあります。
嫌がったときはどうするか・・・大きな問題ですね。
嫌がったときは、やめさせてもいいですし、もう少し頑張ってみようと励ますのもありです。
習い事は必須なことではないので、無理に続けさせる必要はありません。
次の可能性を求めて、違う習い事を探すというのも大いにありです。
また、習い事を簡単にやめさせたくない、頑張る気持ちを持たせたいと考えるのであれば、励まして、もう少し様子も見るのもありです。
我が家の上の子も小学校4年生の時に大スランプに陥りました。
練習を苦痛に感じ、なかなかうまくならず、レッスン中泣くこともありました。
ただ我が家はもう少し頑張る気持ちを育てたいと考え、励まして続けるほうを選びました。
先生と密に連絡を取り合い、それまでの信頼関係もあったため、娘も徐々にペースを取り戻し、音楽を楽しむ方向へもっていくことができました。
習い事が辛く感じた時、嫌がったときは、色々な選択肢があるということを覚えておくといいですよ!
泣くほど習い事が辛い時は、やめる、休憩してみる、もう少しだけ続けてみるなど、色々な選択肢があるので、すこし気分も楽になります。
幼児の習い事に適切な時間や曜日ってあるの?
習い事の日時は曜日は、先生側の都合によるところが大きいですが、もし選べるのであれば、幼稚園や学校の予定を中心に考えておくといいです。
我が家はいくつかのパターンを経験しています。
土曜日の午前中なら学校もないし楽かと考えてその曜日で長くやっていましたが、幼稚園や学校の行事が思いのほか多く、習い事がつぶれたりすることも多かったです。
振替がない場合、純粋に習い事の回数が減りますから、少し損に感じますね。
あと、土曜午前中に習い事があると、休みが一日少なくなる感じになりますから、我が家はお出かけ回数が減ってしまいました。
また、別のパターンでは、月曜日に幼稚園や学校が終わってからも経験しました。
拘束時間が1時間を超える習い事だったので、結構疲れてしまいました。
慣れるまでその週ずっと疲れている感じでした。
我が家の場合、週の真ん中あたりの幼稚園や学校の授業時間が短めの日が良かったです。
まずは幼稚園や学校の予定を中心に考えて習い事考えることをお勧めしたいです。
まとめ
子供のいろいろな可能性を伸ばすため、習い事を考えることは、子供にとっても、親にとってとても幸せなことです。
自分の得意なことが増え、自信を持つことができます。
とても素晴らしいです。
習い事を考えるとき、せっかくの機会ですから、焦らずに、何を目標にするか、我が家の予定と幼稚園や学校の兼ね合いを考えて、よりよく、楽しい習い事生活を送れるといいですね。