2歳差の子育てをしているお母さんは、実際に子育てをするまではなんとかなるでしょう!くらいの気持ちでいたかもしれません。
でも、実際に二歳差の子育てを始めると舐めていてはいけないということに気づかされたのではないでしょうか。
私は現在6歳と4歳の男の子の兄弟の子育てをしていますが、2歳差の兄弟の子育てをするまではこんなに大変だと思ってもいませんでした。
そこで今回は、私が実際に体験してきた2歳差育児の大変さや、育児に疲れてしまった時のためのアドバイスができればと思います。
2歳差の育児の大変なところとは?【体験談】
・上の子のイヤイヤ期
二歳差育児と言うと、下の子が生まれた頃は上の子のイヤイヤ期真っ只中です。
何でも自分でやりたい、なんでもイヤイヤしか言わないような大変な時期で、さらに下の子のお世話も必要です。
どちらの相手もしなければいけないので、ママはすごく大変ですよね。
・下の子の方が可愛い
どちらもわが子で可愛いことに変わりはありませんが、どうしても2歳児より生まれたばかりの赤ちゃんの方が可愛く見えてしまいます。
私もどちらも同じだけ可愛いと思える自信がありましたが、時期的にイヤイヤ期の息子と、新生児を比べてしまい、新生児の方が天使のように感じてしまうこともありました.
・自分の余裕がなくなる
二人を一緒に子育てしていく上で、上の子が赤ちゃん返りをしたり、寝る時間やお風呂、食事の時間など全て同時にできるわけでもなく、一人でドタバタしているとあっという間に時間が経ってしまいます。
特に旦那さんなどなかなか育児に協力してもらえない環境にあると、あれもこれも自分がやらなければという気持ちからどんどん気持ちに余裕がなくなっていきます。
これらが原因で、 2歳差の育児は決して楽ではないということを身をもって感じるようになりました。
二人とも我が子なので可愛いのには変わりないのです。
でも、どうしても二人同時に同じように接するのはとても難しいことであり、上の子に当たってしまうこともありました。
実際に二人以上の育児をしているママたちも同じようなことを感じている方もいるのではないでしょうか?
私の子は6歳と4歳にまで成長し、育児にも余裕がでてきました。
そんな私が、全く余裕のない二歳差育児をしていた頃に知っておけばよかったなと思えるようなアドバイスができればと思います。
2歳差育児に疲れた方へ…体験してわかったこと
下の子が生まれて2、3カ月は、二人を育児する環境に慣れるのが大変ですよね。
同じように2歳差育児を経験されている方には、「大変だけど今だけだよ」「今は大変かもしれないけどすぐ楽になるよ」などと軽く言われることもあるかと思います。
ですがその「いま」がとても辛い時期であり、この時期をいかに楽しく過ごせるかどうかですよね。
そこで次のようなことを参考にしてみてください。
・頼れる人にはどんどん頼る
・完璧を意識しない
この2つです。
頼れる人にはどんどん頼る
私が実際に大変な時期の育児をしていた頃は、夫の仕事柄ワンオぺ育児でした。
近くに自分の両親もいなかったため、どんなに自分がしんどくなってもストレスが溜まっても、その状況を変えることができませんでした。
ですが私の場合は両親に助けてもらおうと思えば、車で一時間半ぐらいの距離でしたのでできないわけではありません。
親子共々お世話になることも悪いなと感じてしまい、めったに頼ることをしていませんでした。
それでも子供が大きくなって感じるのは、「もっと人に頼ってもよかったのかな」ということです。
現代では虐待のニュースなど胸の痛むような事件がたくさんありますよね。
もちろん虐待は絶対ダメですが、虐待をしてしまう人は、誰にも頼ることができずに辛かったのではないかと感じます。
子供のためにもママのためにも、頼れる人がいるのであれば、どんどん頼ってみてください。
完璧を意識しない
子育てをしていく中で、ママは子育てだけではなく家事もしなければいけませんよね。
子育ても家事も全て完璧にしようと思っても、ママの身が持ちません。
正直お部屋が少し散らかっていても、洗濯物が少し溜まっていても、生きていけます!
それよりも子供達にご飯を食べさせてあげたり、ママの心に余裕がある生活を送る方が大事なのではないでしょうか。
完璧ばかり求めるのではなく、いかに楽をして心に余裕を持って子供たちに接していくかを考えてみましょう。
まとめ
育児は2歳差ではなくても、年齢差も人数も関係なく大変なものは大変です。
私は「そのうち楽になるよ!」とは言いません。
確かに楽になったこともありますが、成長するごとに大変さの中身は変わってきます。
今この辛い時期をいかに楽しく乗り切れるかどうかということの方が大事だと思います。
育児に疲れたという方は是非参考にしてくださいね。
あなたの育児に対する辛い気持ちが、いつか楽しい気持ちに変わっていったら幸いです。