夏が過ぎると七五三の季節に入りますね。
そろそろ髪の毛を伸ばしはじめる女の子も増えてきそうですね。
ところで、このお祝いはどこまでの身内を呼ぶべきなのでしょうか?
最近は核家族化も進み、両親が遠くにいる場合などは写真だけ送るご家庭もあります。
自分の両親だけでは失礼にならないだろうかと、心配している親御さんもいるでしょう。
七五三のお祝いは神社や地域などの風習によってお祝いの仕方も異なるものです。
現在では、どんなスタイルが主流なのかまとめてみたので、参考にしてみて下さいね。
七五三に両親を呼ぶ場合・食事会はどうするか
神社の予約や、のし袋の準備、写真スタジオの確保など、七五三のお祝いは何かと準備が多くて大変ですよね。
両家の両親を呼ぶ場合は、神社や写真スタジオのスケジュールをこなしたあとに食事会を開いてお祝いするのがほとんどです。
ですが、両家の両親もとなるとただでさえ慌しいのに、料理の準備まで手が行き届かないという事もあります。
こういった時は、お店を事前に予約しておいた方が良いでしょう。
懐石料理など凝ったものでなくても、和食レストランであればお子様ランチもあるので、子供にとっては堅苦しくならずに済むので喜びますよ。
また、当日になってどたばたしないよう、旦那さんからも向こうの御両親に交通機関や時間などしっかり伝えておいてもらいましょう。
七五三に片方の両親だけ呼ぶのは失礼?
遠方でなければ、双方の両親に声をかけましょう。
都合がつかなければ仕方がないですが、やはり親孝行として孫の成長は見せてあげたいですよね。
七五三は三世代で行うものと言ったマナーはありません。
中には親戚中集まってお祝いする家庭もありますが、こういった物はどちらかと言えば地域の風習であったり、その家庭のスタイルだったりする事がほとんどですので、特に決まりはないのです。
写真に関しても、写真スタジオで両親を呼んで撮影する家庭は減ってきています。
おじいちゃんおばあちゃんとしては、孫の行事は気になる所だと思うので、呼ぶとしたら早めにスケジュールを立ててどういった形で行うかを伝えておくと良いですよ。
もし、どちらかの両親が来られない場合でも、後日手紙に写真を添えて贈ると喜ばれますよ。
両親を呼ぶと色々と聞けるメリットがある
食事会だけのお祝いも良いですが、神社も一緒に行くと初穂料のことや神社でのマナーなど、知らなかった事を聞けるというメリットもあります。
特に、お嫁さんとしては地元がどんな所なのか、昔はどうだったのか等も気になりますよね。
そういった話を聞ける事もあるので、仲が悪いとかそういった事がなければ同行して貰うと良いかもしれないですね。
衣装についてですが、最近はカジュアルスタイルで写真を撮る家庭も増えているので、気張りすぎなくても良いでしょう。
子供の成長を祝ってあげよう!
七五三は一生に一度の行事なので、夫婦だけでなく両親たちも張り切ってしまうもの。
あれもこれもと、予定を組み込みすぎて子供が疲れてしまう事もあるので、気を付けてくださいね。
凝ったお店をとらずとも、家でパーティ用の総菜などを注文すればのんびり過ごせますよ。
やはり楽しかった思い出は、子供が大きくなって自分の家庭を持った時にも受け継がれるものなので、スケジュールは子供中心に組むのが良いでしょう。
正装していると、疲れやすいですからね。
神社への参拝は、氏神様にここまで大きくなりましたという報告と、今後の成長を祈願するためのものなので、両家が揃っていなくとも大丈夫ですし、その後どうするかというのに決まりはありません。
どういったスタイルで行うか、夫婦で話し合っておきましょう。