読み聞かせを寝る前にするのはいつから?効果は?いつまでするの?

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子供たちって絵本が大好きですよね。

私が現役で幼稚園に勤めていた時、毎日本の読み聞かせをしていましたが、それまでざわざわしていた子も絵本に夢中になり、いつの間にか静まり返った中で読み聞かせをしていたことを思い出します。

お家で寝る前に読み聞かせしている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

恥ずかしながら私は、家ではあまり読み聞かせをしてきませんでした。
上の子が高校生になった今、それがかなりの心残りで、読み聞かせをしていたらもっと違っていたかなと考えることがあります。

本はとても良いものです。色々な力が育ちます。
国語読解力が見直されている今、絵本や本の読み聞かせに興味がある親御さんは沢山いらっしゃることでしょう。

そこで今回は、本の読み聞かせについて、いつから?いつまで?について、体験談も交えながら調べてきたことを紹介していきます。

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本の読み聞かせを寝る前にするのはいつから?効果は?


絵本や本の読み聞かせはいつから始めるのが良いでしょうか。

読み聞かせは、子供の年齢によって効果が違うともいわれますので、いつからやらなくてはいけない、いつからでは手遅れということはありません。

読み聞かせは、言葉を覚えたり、聞く力、想像する力を育てることもさることながら、近頃は、知育よりも喜怒哀楽という心の動き、情緒の発育に大きくかかわっていると言われるようになってきています。
(脳の部位でいうと、大脳辺縁系という場所)

ですので、読み聞かせというのは脳に非常に刺激になり、脳の発達に非常に良いことが分かります。

言葉もまだ分かっていない産まれたばかりの赤ちゃんに、絵本の読み聞かせをしても意味があるのかと疑問に思うかもしれませんが、読み聞かせはいつから始めなければいけないという決まりもありません。

本の読み聞かせることは、我々親にとってもとても良いことで、親子のコミュニケーションになり、きずなも深まり、読み聞かせを続けることで、子供の様子や表情に敏感になり、子供の変化など新しい発見もあり、と良いことづくめで、楽しい事ばかりです

何回も同じ本を読んでも構いません。

私が先生をしていたころ、毎回同じ本を借りていく子がいました。
もう暗記してしまうほど、何度も何度も読んでいました。

本当にその本が大好きで、私に、『この場面はこうなんだよ、この子はこういう気持ちなんだよ、僕はここが好きなんだよ』と沢山説明してくれ、教えてくれました。

同じ本を何度も読み聞かせていても、子供の反応は成長とともに変わりますし、感じることも変わってきますので、お気に入りの一冊を何度も読んであげても良いですね。

絵本の読み聞かせをしていても、落ち着いて聞いていられる年齢ではない、あまり興味を持てないようだという場合ですが、最後までしっかり読むことが目的ではありませんので心配しないでください。

興味がありそうなページがあったら、そこから話を広げていってください。
「あ、ここは〇〇があるね!」「かわいい〇〇がいるね!」といった具合です。

文章を正確に読むことにこだわらなくて良いので、興味のあるページを取り上げて、そこで色々な視点で話を広げていってください。

まだ言葉を話す年齢でない子でも、読み手が感じたことを言葉にして子供に話してあげても良いでしょう。

そのうちに他のページにも興味が出てきますので、そうなると読み聞かせが楽しくなってきた証拠です。
読み聞かせが待ち遠しくなり、成長とともに集中することができるようになります。

寝る前に読み聞かせをするのはいつまで?


絵本の読み聞かせが始まったとしても、いつ終わるのかは悩む人も多いのではないでしょうか。

はっきりとした指標はありません。いつでも良いのです。
極端な話、子供が大人になっても絵本を読み聞かせていても良いということです。

成長によって読み聞かせの役割は違うので、いつまでにやめねばいけないということはありません。

読み聞かせというと子供が対象のように感じるかもしれませんが、「朗読会」というとすんなり納得できるのではないでしょうか。

今は大人向けの絵本もあります。
絵本は決して子供向けの本という決まりはありません。

私も絵本は前職が幼稚園教諭ということもあってか大好きで、子供向けの絵本も含めかなり読んでいます。

大人になって読んだ感想と、子供の時に見た感想は違っていて新鮮です。

いつまでで終わりにするかという問題ですが、調べてみたところ、自分で読めるようになると終わっていくという場合が多いです。

子供から「もういいよ」と言われたという話や、高校生になってから専門家のアドバイスで始めたという事例、実に様々なものがありました。

気になる方は調べてみてはいかがでしょうか。
実にたくさんの話をみることができますよ。

あまり「ここまで!」と区切らずに、自然に任せて、もう読み聞かせはいいんだなと、納得できるタイミングを親子で待ちましょう。

「本を読んでほしい」と言われたら喜んで読んでやるようにし、「もう自分で読めるよ」と言われたら子供に任せましょう。

余談ですが、調べた中で一番多かった意見は、「読み聞かせをやめると親がさみしい・・・。」でした。
これはなんだかよくわかる気がしますね。

まとめ


今回は絵本の読み聞かせのあれこれについて考えてきました。

絵本や本の読み聞かせは良いと聞いてはいても、「いつはじめるの?」「いつおわるの?」という疑問はあまり考えない事項でもありますね。

調べてみて分かったことは、始まりも終わりも決まっていないこと、年齢によって読み聞かせの意義は変わること、始まりも終わりも、自分たちで決めて良いことなどいろいろありました。

これから読み聞かせを始める方も、もう始めている方も、私のように子供が大きくなってしまいタイミングを逃している方も、やはり本はとても良いものですから、上手く付き合っていけると良いですね。

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