さつまいもといえば、秋の味覚の1つですよね。
今は年中スーパーなどで売られていますが、一度にたくさんは食べられないですよね。
そんな時、日持ちさせるには、保存方法が重要になってきます。
そこで暑い時期の保存方法や保存期間など、さつまいもの特徴に合わせて紹介していきます。
目次
さつまいもの日持ちはどのくらい?
さつまいもを日持ちさせる適切な温度は13℃ぐらいが、ベストです。
ですから、冷蔵庫に入れてしまうと、冷蔵庫の温度は一般的に2℃から5℃程のため、適温よりはるかに低いことで、低温障害を受けてしまいます。
そのため、さつまいもは冷蔵庫に保存するのではなく、常温で保存しておきます。
常温で13℃ぐらいの冷暗所に保存するのが一番日持ちします。
しかし、夏やさつまいもの旬の秋でも、家の中の常温といえば、冷暗所でもまだまだ温度は高いです。
適温より高い場所では、いくら冷暗所といっても日持ちしなくなり、温度が高いことで芽が生えてきてしまいます。
また、さつまいもは湿気が苦手です。
洗ったさつまいもや、湿気が多い所でも、日持ちしなくなってしまいます。
適温で湿気の少ない風通しのよい冷暗所で保存した場合、1ヶ月ほど持ちます。
しかし、切っていないさつまいもでも洗ったり湿気が多いと1週間くらいしか日持ちしません。
また、まるまる一つ綺麗に洗って、更に切って使いかけにしたものは、1日から2日程度で傷んでしまったりします。
このように、さつまいもの日持ちは、保存方法によってかなりの差が出てくることが分かりますね。
温度が低過ぎても高すぎてもさつまいもは長く保存できません。
さつまいもを長持ちさせるための条件である『13℃ぐらいで湿気がない』というのは、簡単そうで意外と難しいみたいですよ。
保存方法は後ほど紹介しますが、夏など適温で保存する場所が難しい場合には、冷蔵庫ではなく、冷蔵庫の野菜室でもいいようです。
冷蔵庫より庫内の温度は野菜室の方が高いので、野菜室に正しい保存方法で保存しておくと、2ヶ月くらい日持ちすることもできます。
では、保存方法をみていきましょう。
さつまいものベストな保存方法は?
上でもお話ししましたが、常温で保存する場合は、温度が13℃程の冷暗所がベストです。
保存する際には、さつまいもを1本ずつ新聞紙で包んで保存場所においておくようにしましょう。
1本ずつ包むには、量が多いときや、箱に入ったまま沢山のさつまいもを保存するときは、一度箱から出して、箱の底に新聞紙を敷きます。
そして、新聞紙の上にさつまいもを戻したら、最後にもう一度上から新聞紙をかけて、保存しておくといいですよ。
暑い時期など、適温より高温の場所しかないときは、野菜室での保存もおすすめです。
野菜室に保存する時は、常温保存と同じくまず新聞紙で1本ずつ包みます。
そして、更にナイロン袋に入れておきましょう。
袋の口は完全に密閉しないように、軽く閉じる程度にしましょう。
冷蔵庫より庫内の温度は高いですが、適温よりは少し低いため、こうすることで冷気からさつまいもを守り、冷えすぎを防止してくれます。
切ったさつまいもは、切り口が空気に当たらないようにラップをしたりして保存し、すぐに使い切るようにしましょう。
余談ですが、冷凍保存もできます。
ただし、生のさつまいもを冷凍すると、味が損なわれ、美味しくなくなってしまいます。
冷凍保存する場合は、焼き芋にしたり蒸したりして、解凍するだけで食べられる状態にしたものに限ります。
まとめ
いかがでしたか?
秋の味覚さつまいもは、保存方法によって、日持ちする期間がバラバラということがわかりました。
たくさんあっても最後まで美味しく秋の味覚を味わうためには、保存方法をしっかりして長くもたせるようにしましょう。
ぜひ参考にして、さつまいもを美味しく味わって下さいね。
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